今年上半期に行政安全部から特別交付税15億ウォン(約1億5000万円)がイムシル郡に交付され、地域の福祉インフラ整備と災害対応体制の強化が加速する見込みだ。単なる国費確保にとどまらず、生活密着型の福祉と住民の安全を同時に狙った予算であるため、地域社会の実感効果は少なくないと見られている。
14日午前9時20分時点で本紙の取材を総合すると、今回確保された特別交付税は地域課題分野に9億ウォン、災害安全分野に6億ウォン、合計で15億ウォン規模だ。事業別では『임실군 장애인 지원센터 건립사업』に9億ウォン、『백이천 지방하천 정비사업』に6億ウォンがそれぞれ反映された。
特に障がい者支援センター建設事業は、既に進められているイムシル郡バンダビ体育センターと連携した複合型支援体制の構築を目指す点で注目される。単なる福祉施設にとどまらず、障がい者の体育・福祉・自立支援機能を一つの空間に集約する方式で進められるため、地域の障がい者政策への実質的なアクセス向上につながる契機になるとの分析がある。
郡はこれを通じて障がい者の自活・自立支援機能を強化し、福祉相談からプログラム連携まで対応できるワンストップサービス体制を構築する方針だ。地域では、これまで分散していた障がい者支援機能が体系化されれば利用の利便性と政策の効率性がともに高まるとの期待が出ている。
災害安全分野に反映された『백이천 지방하천 정비사업』も、夏季の集中豪雨への対応という観点から意義が大きいと評価される。チョンウン面ヒャンギョリ一帯は集中豪雨のたびに堤防の越水や農地の浸水が繰り返し懸念されてきた地域であり、今回の整備事業は住民の不安解消と災害予防機能の強化に重点が置かれる見込みだ。
郡内外では、今回の特別交付税確保は単なる予算支援を超え、地域の懸案対応の論理を中央政府に対して粘り強く説得してきた成果だという解釈もある。イムシル郡はパク・ヒスン国会議員と連携し、行政安全部に対して事業の必要性と緊急性を説明するなど多角的な働きかけを続けてきたと伝えられる。
シム・ミン郡守は「今回の特別交付税の確保により、郡民の安全と地域課題解決事業の推進に一層弾みがついた」と述べ、今後も郡民の生活の質向上と定住環境の改善のための国費確保に全力を尽くすと表明した。