カカオ労組は、ポータル「ダウム」を運営するAXZの売却を糾弾し、経営陣の辞任と雇用の安定を求める闘争に乗り出すと表明した。
韓国全国化学繊維食品産業労働組合カカオ支部(カカオ労組)は14日、声明でヤン・ジュイルAXZ代表の振る舞いを「欺瞞的エグジット」と断じ、この方針を明らかにした。
カカオ労組は、ヤン代表が分社時に「広大な大洋へ航海を始める」と語り、「独立経営」と「成長」を約束したと指摘する。だが、会社の将来を信じて尽くしたクルを死地に追い込み、自らだけ逃げ出す様は、カカオ経営陣が示し得る最悪の無責任だと強く非難した。
先に、ヤン代表はAXZの独立法人化から1年も経たないうちに、アップステージとの株式交換方式による売却が決まると退社を表明した。
チョン・シンア カカオ代表に対する責任追及も出た。労組は、経営陣が掲げる刷新が結局「人員整理」と「財務指標合わせ」のための一方的な構造調整にほかならなかったことが明らかになったとし、繰り返される分社化や売却、経営陣の「食い逃げ」行為はカカオという企業の価値を根底から揺るがす最大のリスクだと批判した。
労組は今回の事態をカカオ全系列に広がり得る構造調整の前触れとみなし、強硬に対応する方針を示した。具体的には△売却過程の全面無効化・透明公開△経営陣の責任説明・報酬回収△雇用の安定・生存権獲得の闘争を掲げている。
ソ・スンウク カカオ支部長は「今日のAXZは明日の我々全員の姿になり得る」と述べ、「労働者の生存権を消耗品のように扱うカカオの旧態依然とした体質を我々の手で断ち切る」と語った。
一方、ヤン代表は今月末に退社する見込みで、アップステージは7日にAXZの買収を確定したと発表した。自社開発の巨大言語モデル(LLM)「ソラ」をダウムの検索技術やコンテンツデータと結合し、「AIポータル」として高度化する構想だ.
ナ・ユジン記者 yujin@viva100.com