運営4年目を迎えた仁川市オングジン郡延坪島にある公立の養老院で、高齢者虐待や不当解雇など運営全般に関する問題提起が続いている。
26日、仁川日報の取材で、社会福祉法人Sが委託運営する延坪公立養老院は、昨年11月に受理された高齢者暴行事件に関連して現在仁川市の高齢者保護専門機関の審査を受けている。所属の介護職員が入所者の顔を殴ったとする通報があったためだ。
この施設は昨年、消費期限切れの食事を提供し、1週間にわたり腹痛を訴えた入所者に関する報告を怠るなど、合計4件の虐待判定を受けている。寝たきりの利用者を職員が単独で残したまま外で食事を取ったことや、入所者の同意なく文化ヌリカードを発行・使用したことも確認されている。
S法人は昨年、職員の解雇過程でも論争を招いた。 「仁川日報2025年7月16日付7面『延坪島公立養老院職員、不当解雇論争』」 中部雇用労働庁は労働基準法第26条(解雇の予告)違反の疑いで、年初に法人の理事長を検察に送致した。
該当職員はその後復職したが、無期契約職の職員1名は先月再び退職通告を受けた。
また、3年に満たない間に約10名の社会福祉士が退職するなど人員の入れ替わりが相次いでいる。2年前にはある社会福祉士が、施設プログラム用の予算が組まれておらず、法人と傘下機関でプログラム費用が転嫁されるなど行政処理上の問題を指摘して退職している。
今月には寝たきりの利用者を移送中に肩の骨折事故も発生しているが、内部からは入浴用ベッドの整備要求が約1年にわたり反映されなかったことが原因だとする主張も出ている。
옹진군は「この法人が担当する延坪・大青・徳積の各養老院のうち、延坪養老院だけで問題提起が継続しており、重点的に管理している。必要に応じて改善勧告や行政処分などを行っている」とし、「入所高齢者の生活環境改善に注力する」と述べた。
これに対しS法人の理事長は「虐待疑惑は内部対立から生じた誇張された主張だ」と釈明し、「労働基準法違反とされた点は解雇予告の問題で、関連する給与は私費で支払った」と説明した。さらに「収益がほとんどない状況にもかかわらず、公募が何度も不成立となった公立養老院の運営を担ってきたが、今回の論争で名誉が損なわれたことが残念だ」と述べた。
/정슬기 기자 zaa@incheonilbo.com