
清州地裁は15日、特殊強盗容疑を受ける50代のA容疑者ら3名に対する勾留前の被疑者尋問(令状の実質審査)を行い、「逃亡のおそれがある」として拘束状を発付した。
この日午後3時、清州地裁にマスクと手で顔を覆い、うつむいたまま出廷した被疑者らは、「なぜ犯行を行ったのか」「被害者について事前に調査したか」といった問いに答えず、庁舎に入った。
捜査によると、A容疑者らは9日午前9時45分、鎭川郡初平面の一戸建てに侵入し、B氏(30代)ら一家4人を暴行したうえで物品を奪って逃走した疑いが持たれている。
被疑者らは三段棒を携え、ネックウォーマーで顔を覆い、ケーブルタイでB氏一家の手足を縛って金庫の暗証番号を要求するなど、金品目的の犯行だったことが明らかになった。
B氏は監視が手薄になった隙を突いて犯行から約20分で窓から脱出し通報した。被疑者らは自動車の鍵と携帯電話だけを奪ってそのまま逃走した。B氏一家4人に大きな負傷はないことが確認された。
追跡を進めた警察は、犯行から4日後の13日に慶北浦項で2名を、忠南唐津で1名をそれぞれ検挙した。
被疑者らは知人から被害者に関する情報を得ており、数か月前からB氏宅を犯行対象に定めて計画していたとされる。
警察の調べに対し、彼らは「金品を狙ってやった」と容疑を認めている。
警察は捜査終了後、彼らを検察に送致する方針だ。