
ファルス通信は、今回の攻撃がテヘラン近郊の重要なボトルネック地点「B1橋」を狙ったものだと伝えた。
同橋は午前の1回目の空爆を受け、これにより少なくとも2人が死亡した。被害者の救助に当たっていた救助隊が現場に入っていた午後、再び2回目の空爆が行われた。
ファルス通信は「救助隊が最初の攻撃の被害者を支援している最中にB1橋が再び攻撃された」と伝えた。
イラン側は今回の攻撃の背後に米軍がいると指摘したが、イスラエル軍は同橋への空爆を否定している。
エックス(X・旧ツイッター)などに拡散された映像では、爆撃を受けた橋から炎と黒煙が噴き上がり、路面が折れ曲がって崩落する様子が捉えられている。
イラン軍は直ちに、クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ、ヨルダンなどにある主要な橋8カ所を潜在的な報復作戦の対象に指定した。
またイランは同日、ヨルダンのアルアズラク空軍基地にある米軍の戦闘機を狙ったドローン攻撃を実施したと発表した。ヨルダン東部のアルアズラク基地は、米軍の最新鋭戦闘機やドローン作戦を指揮する重要な戦略拠点とされる。
そのほかイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、バーレーンの首都マナマ近郊に駐留する米軍基地をミサイルとドローンで攻撃したと発表した。バーレーンは米海軍第5艦隊司令部が位置する中東の重要な海軍拠点だ。
ただし米国防総省は、被害や死傷者の公式確認をまだ行っていない。
またIRGCは同日、バーレーンにある米アマゾンのクラウドコンピューティングセンターを攻撃し破壊したと主張した。
IRGCは声明で「スパイ活動とテロに関与した技術企業に対する最初の措置だ」と述べ、追加の攻撃を予告した。