国産潜水艦技術が進化中!エンケイの挑戦

チェ・テホ記者 | 2026.04.29

\"エヌケイ釜山本社外観写真\"
エヌケイ社屋. (提供=エヌケイ)


エヌケイの防衛関連系列会社、エヌケイエダーメントが中長期的な業績成長の足場を築きつつある。潜水艦の輸出受注拡大の潮流に合わせ、国内主要造船所へ核心装備を供給する計画を進めている。


エヌケイエダーメントは、輸出潜水艦プロジェクトに関連して国内の主要造船所とMOUを締結し、概算見積の提出など先行手続きを完了したと28日に発表した。プロジェクト受注時に装備搭載のための基盤を先行確保した形だ。今後は詳細な技術検討や価格交渉を経て、実際の装備受注に移る計画である。


同社は自社の競争力として油圧・空圧技術力と、基幹技術である圧力タンクの製造技術を挙げる。高圧・高難度環境で安定した性能を確保するため、数十年にわたって蓄積した技術を基に潜水艦の核心装備分野で要素技術を段階的に内製化してきた。とりわけ、従来は海外依存だった核心装備を自社技術で国産化し、技術自立度の向上に注力している。


同社が核心装備を供給している最新の韓国型潜水艦KSS-Ⅲ Batch-Ⅱが好例だ。核心装備の多くは潜水艦運用に不可欠な騒音・振動基準を満たす必要がある高難度製品だが、エヌケイエダーメントは関連技術とノウハウを備えている。KSS-Ⅲ Batch-Ⅱへの納入実績と技術的信頼を基に、今後の輸出潜水艦プロジェクトでも競争力を確保したと同社は強調する。


国内の主要造船所はカナダをはじめ複数国を対象にした輸出潜水艦事業を推進している。エヌケイエダーメントはこれら輸出プロジェクトに核心装備の供給者として参画することを期待している。グローバルな防衛需要の拡大で造船所の受注が本格化すれば、業績も迅速に伸び得るというのが同社の見立てだ。


同社は現在、複数の輸出プロジェクトを進行中で、順次確定すれば本格的な成長軌道に入ると見込む。潜水艦事業は長期納品構造であり、受注確定後は数年にわたり安定した売上が見込める。


さらに現在、エヌケイエダーメント全体の売上の過半が潜水艦関連事業から生じている。視界に入っているグローバルな輸出潜水艦市場は約70兆ウォン規模と推定されている。


エヌケイエダーメントは、防衛事業に不可欠なセキュリティ体制も体系的に構築・運用している。機微な技術管理の面でも高い信頼を獲得したと説明する。


同社関係者は、国防力強化の需要と先端装備の国産化の流れの中で自社の技術競争力が一段と際立っていると述べ、安定的な長期受注量を確保して防衛事業をグループの中核的成長エンジンに育てる考えを示した。


一方、エヌケイは株主価値向上のための株式併合に伴い、本日から来月21日まで売買を停止する。併合後の新株は同月22日に上場される予定である。