高級レストランでのワイン詐欺、真相は?

チャン・ヨンジュ | 2026.04.24

[안성재 【ヘラルド経済=チャン・ヨンジュ記者】スターシェフ、アン・ソンジェが運営するファインダイニング『モス 서울』で高価なヴィンテージワインがすり替えられて提供されたとする投稿がオンラインで拡散し、論争になっている。

先月21日、ネイバーのカフェに「モス 서울でワインのヴィンテージをすり替えられた」という投稿が掲載された。

最近モス 서울を訪れたA氏は、「モスでシャトー・レオヴィル・バルトンのヴィンテージがすり替えられた」というタイトルの投稿で、ワインペアリングの過程で注文したヴィンテージと異なるものが提供されたと主張した。

知人らと共に先月18日夜にモスを訪れたA氏は、当初80万ウォン(約8万円)相当の2000年ヴィンテージが和牛料理と供される予定だったが、担当ソムリエが10万ウォン(約1万円)安い2005年ヴィンテージを誤ってサーブしたと主張している。

さらに、ソムリエは2005年のボトルを出しながら2000年のものを出したふりをしたとも述べている。

A氏は「誕生日の記念にシャトー・レオヴィル・バルトンを注文したが、担当ソムリエは2005年のボトルを持ってきた。一方、実際のリストには2000年のヴィンテージが含まれていた」と説明した。

A氏はワインの味と香りが普段の経験と異なることに不審を抱き、確認したという。

ヴィンテージの確認を求めると、ソムリエは「2000年のボトルは1階にあった」と説明を変えたとA氏は述べている。

彼は「サーブ後にワインの写真撮影を頼むと、そのときになってようやくソムリエが2000年のボトルを持ってきてテーブルに置いた」とし、「最初から間違ったワインだと分かっていたのではないか」と疑問を呈した。

2つのヴィンテージの価格差は約10万ウォン(約1万円)だったとA氏は明かした。

結局注文した2000年のワインの代わりにより安い2005年産が提供され、ソムリエが最初からそれを知っていた可能性があるにもかかわらず謝罪がなかったと主張している。

A氏は「ミシュラン二つ星のレストランで起きたミスという点も疑問だが、謝罪もなく『味見させる』というような対応で済ませようとした点が非常に残念だ」と述べた。

この件に対しネットユーザーからは「ミスに気づいていたならまず謝罪だ」「モスのディナーは1人42万ウォン(約4万2000円)なのに価格に見合っていない」「アン・ソンジェ氏に失望した」などの反応が出ている。

これに関してモス側は別途見解を示していない。