ウルサンのウルジュ郡は、全国の地方自治体の中で初めて放射能防災教育の統合ブランド「방방곳곳」を導入し、生活に密着した安全教育の強化に乗り出す。
ウルジュ郡は、これまで対象別に実施していた放射能防災教育を一つのブランド体系に統合し、今年から本格運用を開始すると12日に発表した。
「방방곳곳」は「放射能防災教育を生活のあらゆる場所で接する」という意味を込めている。学校や地域、行政職員向けに別々に行っていた教育プログラムを一つにまとめ、ブランドイメージ(BI)体系まで構築した全国初の事例として注目を集めている。
ウルジュ郡は今回のブランド導入を契機に、住民の生活圏を中心としたきめ細かい教育を拡大する計画だ。単なる講義形式にとどまらず、住民が日常生活の中で自然に安全文化を身につけられることを目指す。
教育は生活拠点、社会的配慮が必要な層、未来世代、デジタル分野の4領域に分けて運営する。『私たちの学校・私たちの町』『私たちの隣人』『未来世代』『内の手の中』といったテーマで、幅広い年齢層や環境に応じたプログラムを提供する予定だ。
特に地域の特性を反映したBIデザインも目を引く。ウルジュ郡は村や原発、避難路を象徴化したデザイン要素を教材や広報物に取り入れ、ブランド認知度を高めるとともに教育効果の強化を図る方針だ。
未来世代向けの体験型教材も用意した。環境配慮型の紙製立体教材を活用し、子どもたちが実際に防災バッグを組み立てる活動を通じて、放射能災害時に必要な救援物資の役割や使い方を自然に学べるように構成している。この教材はハサミや糊を使わずに組み立てられるため、安全性にも配慮している。
ウルジュ郡はブランド運用開始を記念して、15日から31日まで郡保健所の「ワークオン」コミュニティと連携したカードニュース・チャレンジを実施する。ウルジュ郡民と地域の職場の人々がワークオンアプリで7万歩の目標を達成し、放射能防災のカードニュースを確認すると、抽選で合計400名にギフト券を提供する。
ウルジュ郡の関係者は「放射能防災教育は住民の安全に直結する重要分野であり、統合ブランドの運営を通じて住民が生活の中で容易に安全教育に接することができるようにする」と述べた。
ウルサン=ソン・ヒスク記者 bitmul1@viva100.com