【ザ・パブリック=アン・ウンヘ記者】KAI(韓国航空宇宙産業)は27日(現地時間)、韓国軍向けの次世代高速中型機動ヘリコプター(HSMUH、Next Generation High-Speed Medium Utility Helicopter)のソリューションを検討するため、米国のベル・テキストロン(Bell Textron)と覚書(MOU)を締結したと発表した。
この協定は、ベル・テキストロンが米陸軍と共同で開発中の次世代垂直離着陸機(Next Generation Vertical Lift)MV-75を基盤とし、米政府の優先方針や政策に合わせて、韓国の次世代高速中型機動ヘリ事業に共同で対処することを目的としている。
MV-75は、米陸軍の次世代長距離空中強襲機(FLRAA、Future Long-Range Assault Aircraft)プログラムに正式に採用され、現在ベル・テキストロンがシステム開発を進めている機種だ。15日(現地時間)には公式名称を「シャイエン II(CHEYENNE II)」と確定した。
KAIとベルは、兵器システムを迅速かつ経済的に改修できるモジュール式オープンアーキテクチャの活用など、複数のソリューションを共同で検討する計画だ。事業が具体化する段階に応じて、多角的な産業協力の機会も模索するという。
チョ・ジョンイルKAI部門長は、今回のベル・テキストロンとの協力が韓国軍の次世代航空作戦能力を飛躍的に引き上げる契機になると指摘した。KAIの実績あるシステム開発力とベルの先端技術を結集し、変化する戦場に即応できる柔軟で強力な兵器システムを確保する準備を進める、と述べた。
ジェフ・シュレイザー、ベル・テキストロン上級副社長は、MV-75が次世代垂直離着陸技術の核心を示すプラットフォームだと述べた。韓国の次世代高速中型機動ヘリプログラムは、この先端性能をグローバル市場へ拡大し、米国と同盟国間の相互運用性を強化する重要な機会になるだろう、と語った。