韓国初の戦略無人機、ついに登場!

イ・ヒョンホ記者 | 2026.04.19

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全長13m、1200馬力のターボプロップエンジン搭載
運用半径500㎞・最高速度は時速約360㎞
100㎞先の目標物の高解像度映像撮影が可能
対地ミサイル「天剣」搭載で攻撃ドローンとしても運用

\"大韓航空テックセンターから出荷された「中高度偵察用無人航空機(MUAV)」量産1号機。写真提供=大韓航空\" 4月8日、いわゆる「韓国型リーパー」とも呼ばれる中高度偵察用無人航空機(MUAV)が初披露された。釜山の大韓航空テクニカルセンターで量産1号機の出荷式が行われた。MUAVは防衛事業庁と国防科学研究所(ADD)が主導し、大韓航空、LIG D&A、ハンファシステムなどが開発・量産に参加した国内初の戦略級無人航空機である。

2008年に当時米国が偵察用無人機RQ-4グローバルホークの売却を拒否したことを契機に、自国の軍用無人機開発の必要性が認識され、国防科学研究所の主導で研究・開発が始まった。2022年3月に戦闘適合判定と国防規格化が完了し、2026年に量産1号機が誕生した。紆余曲折を経て量産に至り、海外メディアもMUAVの出荷式に高い関心を示した。

ウクライナの軍事専門メディア「ディフェンス・エクスプレス」は「逆説的に一時は役に立たないと思われていた多目的大型無人機が再び重要性を取り戻し始めた」と指摘し、「韓国は光学装備に加え合成開口(SAR)レーダーを用いた偵察能力と攻撃能力を備え、米国のMQ-9『リーパー』より遥かに小型化しており、極めて画期的だ」と評価した。

海外の注目を集める韓国型リーパーMUAVの性能はどうか。機体全長は13m、翼幅は26mで、1200馬力のターボプロップエンジンを搭載し強力な推進力を発揮する。特に高度10〜12kmから地上目標の偵察が可能だ。レーダー探知能力により100km先の高解像度映像の撮影が可能であり、韓国軍の監視・偵察能力を一段と向上させると期待される。

地上制御システムやデータリンク、最先端の探知センサー、航空電子機器など多数の下位システムを有機的に結合し、効率的な統合運用体制を構築している点が特徴である。防衛事業庁は、MUAVが戦力化されれば高性能カメラと各種センサーを通じて敵の戦略目標をリアルタイムで監視・対応できる独自能力を備えると説明した。

\"中高度偵察用無人航空機(MUAV) MUAVの量産機では主要部品・装備を国産化しており、国産化率は90%に達している。LIG D&A、ハンファシステムなどが開発した主要構成品を大韓航空がシステム開発の下で統合した。7月に運用部隊でシステム装備統合試験と飛行試験を実施する予定だ。すべての検証が完了すれば、MUAVは来年初めに空軍へ引き渡され、本格的な実戦監視・偵察任務へ投入される。

機体は大型で、重量は約5700kg程度。運用半径は500km、最高速度は時速約360kmとされる。主要任務は高度10km以上を飛行して地上目標を精密に偵察することであり、敵の戦略目標の映像情報をリアルタイムで確認する。これを実現するために、偵察装備として合成開口(SAR)レーダーや電子光学/赤外線(EO/IR)カメラなどが搭載されている。

合成開口(SAR)により、どのような視界条件下でも稼働し、対ドローン検知の役割も果たす。24時間の滞空によって偵察任務が強化されるため、軍の迅速かつ精密な作戦・指揮能力の確保につながると期待される。そのためディフェンス・エクスプレスは「韓国空軍がこの無人機を10機発注するのは当然の判断だ」と分析した。

陸軍の軍団級部隊で使用される無人偵察機RQ-101「ソンゴルメ」(Corps level Reconnaissance UAV)は2002年から運用されてきたが、運用半径が限られていたため偵察に制約が多かった。より広域を偵察する無人機の必要性が指摘され、研究・開発の成果として中高度無人偵察機(MUAV)「RQ-105K」が生まれた。

実戦配備され戦力化されれば、軍の偵察衛星や高高度無人偵察機グローバルホーク「RQ-4」とともに対北監視偵察で核心的な役割を担うことになる。さらに韓国型MUAVは他のドローンを攻撃するのにも極めて有用と見られている。軍当局はMUAVに国産対地ミサイル「天剣」を搭載し、無人攻撃機としても活用する計画であることが伝えられている。

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