外食の常識が変わる!バイキングの魅力

イム・ソヒョン | 2026.04.25

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テソが生まれてから、外食する場所が大きく変わった。まず、ベビーチェアがあることが必須で、よく喋るテソのことを考えるとあまり静かすぎない店でなければならない。それに加えて、夫婦ふたりの外食の嗜好もすっかり変わった。

以前はビュッフェを好まなかった。あの金額があれば、きちんとした肉料理や一食分を選ぶほうがいいと思っていた。あれこれつまむと、無駄に満腹になる感覚も嫌だった。それなのに、皮肉にも最近いちばん足を運ぶのはビュッフェだ。

理由は単純だ。「36ヶ月未満無料」

『テソマム生存記』を定期的に読んでいる読者なら察しがつくだろうが、テソは大食漢だ。好き嫌いせず何でもよく食べる。頬のたるみは偶然ではない。吐き戻し一度もなく、20か月かけて着実に蓄えた成果だ。

ビュッフェで36か月未満が無料なのには理由がある。赤ん坊がどれほど食べるかを想定して、せいぜい一、二口で終わるだろうという前提があるのだ。しかし、うちのテソはよく食べる。

辛い物以外はほとんど何でも食べるテソのおかげで、ビュッフェほど気楽な外食はない。何度か通ううちに我々なりのルーティンもできた。前菜代わりにおかゆを取ってから、テソの好物である肉でたんぱく質を補給し、それからチャプチェ、揚げ物、スパゲッティといった炭水化物で腹を満たす。締めは果物とパン。完璧なコースだ。

親の立場からすれば、金銭的に満足できる外食であり、無料で生み出す創造的な経済効果とも言える。しかし、店主のことを思うとやはり申し訳ない気持ちになる。

テソが食べる姿を見ると、ついこう呟く。「テソよ、良心があるなら金を払って食べろ」

食べ放題の焼肉店に「レスリング選手出入り禁止」「運動部お断り」といった張り紙がされるのと同じように、いつかテソが訪れたビュッフェのどこかにこんな貼り紙がされるかもしれない。

「36か月未満、摂取量に応じて料金を請求します。」