
春シーズン限定で発売されたお菓子「しっとりした黄チーズチップ」が人気を集め、一部の大型ショッピングモールでは定価の10倍以上の価格で販売される事例まで出ている。
11日、流通業界によれば、オリオンが先月春シーズン限定で発売した「しっとりした黄チーズチップ」は、販売終了の可能性が伝わると需要が急増した。
この製品は既存の「しっとりしたチョコチップ」をチーズ味に変えたもので、クッキーに黄チーズチャンクを加え、甘じょっぱい味わいが特徴だ。しっとりしてややねっとりした食感と濃厚なチーズ風味が口コミで広がり、SNSやオンラインコミュニティを中心に関心が急速に拡大した。

実際、YouTubeなどの動画プラットフォームには「しっとりした黄チーズチップ」に関するレビューや試食動画が相次いで投稿され、話題になっている。
実食レビューから購入方法を紹介する動画まで多様なコンテンツが拡散され、「ドゥチョンク」「春野菜ビビンバ」をはじめとする“流行の食べ物”の流れに合流する様子だ。
販売終了の知らせにより購入競争はさらに激化している。オンラインコミュニティには「見たこともないのに品切れだなんて」「匂いも嗅げなかったのに」「こんな宝物のような商品は再発売してほしい」といった反応が相次いでいる。
価格も大幅に上昇した。一部のECプラットフォームでは16個入りの箱が定価よりはるかに高い価格で取引され、中古取引サイトでもプレミアム価格の出品が見られる。

実際、現在ジマケットでは「しっとりした黄チーズチップ」320g入りの箱が約5万ウォン(約5,356円)で販売されている事例も確認された。定価(ロッテマート基準4480ウォン(約480円))の10倍以上の価格だ。また、クーパンでは2万9900ウォン(約3,203円)で販売されていた。
消費者からの再販要請も続いている。最近10日間でオリオンの顧客センターには「しっとりした黄チーズチップ」を常時販売してほしいという要望が100件以上寄せられた。
流通業界によれば、現在オリオンは消費者の反応や市場の状況を総合的に勘案し、今後の常時販売の可否を検討する予定だ。