▲ 今シーズン大きな期待を集めたが、まだ長打力を示せていない 롯데 한동희 ⓒ롯데 자이언츠
[スポティビニュース=김태우 기자] 国軍体育部隊(상무)は、プロ野球選手が現役を続けながら兵役を果たせる事実上唯一の道だ。毎年多くの選手が상무の門を目指して熾烈な競争を繰り広げる。実戦に近い環境で練習時間も確保されるため、この期間に急成長する選手が多い。
「제2의 이대호」と期待された 한동희(27・롯데)と「잠실의 빅보이」 이재원(27・LG)도、そのルートを踏むと見られていた選手だ。所属球団で長打を期待されて育てられた両者は別々の経路を経て2024年シーズン中盤に상무へ入隊した。偶然にも상무で好成績を残し、復帰後の期待値を大きく押し上げた。記録を見れば期待されるのも当然の水準だ。
両者は文字どおりフューチャーズリーグ(2軍)史に残るデュオだった。상무を経た優れた選手は多いが、彼らの「ツーマンショー」に匹敵するコンビは見当たらなかった。特に昨季の成績は際立っている。한동희は2025年の2軍で100試合に出場し、打率0.400、27本塁打、115打点、OPS(出塁率+長打率)1.155という派手な成績を残した。이재원も78試合で打率0.329、26本塁打、91打点、OPS1.100と、한동희と並んで상무の打線を牽引した。
両者は1軍でも出場経験が豊富で、単なる2軍選手ではなかった。1軍に慣れた選手であり、1軍での課題を補うために상무へ行き、短期間で戻ることが期待されていた。球団も有望株として押しており、出場時間の確保もしやすい環境だと見られていた。2軍の成績がそのまま1軍に直結すると想定した者はいないにせよ、롯데とLGの今季プレビューにも一定の“期待値”として組み込まれていた。
▲ シーズン序盤の極度の不振の末に、結局20日付で2軍へ降格した 이재원 ⓒLG 트윈스
しかし、蓋を開けると期待が大きかった分、失望も大きい。이재원は野手のレギュラー構図が固いLGの歯車を乱せず、結局20日に2軍へ降格した。1軍に残っても出場機会が得られない構造で、実戦感覚を維持するためには2軍で出場機会を稼ぐ方が良いという判断だ。염경엽 LG監督は이재원に対する球団の構想は固いと強調しつつ、現状で1軍のベンチに置いておくのは得策ではないと述べた。
実際、シーズン序盤にLGの外野陣が全員好調だったわけではない。チャンスは与えられていたが、이재원はその機会を生かせなかった。12試合で19打席に立ち、打率は0.063にとどまる。16打数で安打は1本のみで、それも長打だった。打率はもちろん、スイング自体も球団が期待する形ではなかった。加えてLGは優勝を狙うチームであり、有望株だからといって成績の伴わない選手を長期間レギュラーで起用するのは難しい。
한동희の状況は이재원よりはましだが、それでも期待通りとは言えない。한동희は19日までにシーズン14試合で打率0.268、0本塁打、4打点、OPS0.626にとどまる。まだ1軍の再適応期といえるが、打球がなかなか上がらない。今季のゴロ比率は驚くべきことに61.7%に達している。長打に結びつく選手とは程遠い数値だ。本来は打球を上げてこそ価値を発揮するタイプだが、打球10本中6本がゴロだと代替選手にも劣る流れになってしまう。打球角がマイナスとなるゴロが多く、平均打球角はトラックマン基準で-1.0度を記録している。深刻な数字だ。
▲ 打球速度は悪くないが、なかなか打球が上がらず悩んでいる 한동희 ⓒ곽혜미 기자
両選手ともに打球速度自体は悪くなく、リーグ屈指のパワーを示している。しかしミート精度や打球を上げる点で問題が出ている。
フューチャーズ(2軍)と1軍のレベル差が如実に表れるという指摘もある。ある球団のフューチャーズ監督は「1軍には150km中盤を投げる外国人投手もおり、国内投手でも150km以上を出す選手が揃っている。だが2軍は球速が落ち、平均で1軍より7〜8kmほど遅いと見ていい」と語る。「球速が出ても制球が定まらない投手が多く四球を選びやすい場面もあり、守備の乱れで単打が二塁打に化けることもある。出塁率や長打率がある程度歪められる構造の成績だと考えるべきだ」と続けた。
それでも2軍で非常に良い成績を残した選手であり、1軍コーチ陣も彼らのパワーと打撃技術を認めている。スイングが1軍水準に達していないと断じられるなら評価は下がるが、両選手はそこまで酷評されるレベルではない。つまり、何らかのきっかけが必要で、それが早く見つかることが望まれる。もはや「有望株」と呼ばれる年齢でもない。
▲ 再び2軍で立て直しを図る 이재원 ⓒ LG 트윈스