会社の団体チャットルームで従業員ごとのご祝儀の金額が公開され、職場内のご祝儀の取り扱いを巡る論争が続いている。
最近、オンラインコミュニティ「インサイダー」に「会社のグループチャットにご祝儀の金額が全部公開されたけど、元々こういうものなのか?」というタイトルの投稿が上がった。この投稿は、職場で団体で集めたご祝儀を精算する過程で起きた出来事を伝えている。
投稿者のA氏は、チームメンバーの結婚を機に団体でご祝儀を集めたと説明した。各自が金額を渡し、幹事役の社員が取りまとめて渡す方式だったという。
問題になったのはその後だ。A氏によると、各自が金額を送り、幹事が整理して渡したが、その次に突然グループチャットに「誰がいくら出したか」のリストがそのまま投稿され、名前と金額がすべて公開されたという。
公開後の雰囲気についても言及があった。A氏は最初は自分の見間違いかと思ったが、皆あっさり流していたと述べ、正直に言えば金額が比較されるのは気まずく、なんとなく気を使って居心地が悪かったと伝えた。
さらに興味深いのは、誰が多く出したか少なく出したかが微妙に職場の空気に影響している点で、会社でご祝儀の金額まで共有するのが一般的なのか、それとも行き過ぎなのか知りたい、と書いている。
この件を巡りオンラインでは意見が分かれた。一部の利用者は「精算は透明であるべきだ。金額を公開すれば誤解が生じにくく効率的だ」「集めたお金を扱ったのだから共有するのは当然だ。個人で出したわけではないので、受け取った側も把握しておくべきだ」「あまりに少額だったのが気になって怒っているのではないか」といった反応を示した。
一方で「基本的な礼儀に欠ける」「金額を公表するのは行き過ぎだ」「非常に無礼だ」といった批判も出た。
ご祝儀の水準に対する意識の変化も指摘される。カカオペイが最近発表した「2025マネーリポート」によれば、結婚式のご祝儀を送金封筒で送る際の平均送金額が初めて10万ウォン(約1万円)を超えた。2019年の約5万ウォン(約5千円)から約5年で2倍になったという。
インクルートが昨年、職場人844人を対象に実施した調査でも、回答者の61.8%が妥当なご祝儀の額として10万ウォン(約1万円)を選んだ。
オンラインでは「食事代を考えると5万ウォン(約5千円)は迷惑だ」「親しくないなら参加しないほうが互いのためだ」といった意見が相次ぎ、ご祝儀の基準が高まっている雰囲気がうかがえた。