
イラクで親イラン民兵に誘拐されていた米国人記者が1週間ぶりに解放された。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)などの米メディアは、米国籍で中東で取材活動をしていたシェリー・キトルソンがイラクで1週間拘束された後、現地時間7日に解放されたと報じた。
キトルソンを誘拐したのは、イラン・イスラム革命防衛隊の精鋭部隊であるクッズ部隊と緊密な関係を持つ、イラク内の親イラン民兵組織カタイブ・ヘズボラだとされる。キトルソンは、当局に拘束されているカタイブ・ヘズボラの組織員数名の釈放を条件に解放されたと伝えられている。
NYTは、カタイブ・ヘズボラがイラクの民兵勢力の中で、米国とイスラエルによる対イラン戦争に対する報復攻撃を主導していると伝えた。
同組織はイラクや隣接国にある米国の標的を狙い、ほぼ毎日のようにロケット弾やドローンによる攻撃を行っており、バグダッド駐在の米国大使館へのミサイル攻撃も自らの犯行だと主張している。
イラクとシリアの米軍基地は長年にわたり攻撃を受けてきたため、米国は既に2009年にカタイブ・ヘズボラを外国テロ組織に指定している。
カタイブ・ヘズボラは、キトルソンが「イラク内の民兵に関する情報を米外交官に渡した」と語る映像も公開した。
ただしその映像は大幅に編集されており、強要によって作られた可能性も指摘されている。
2月28日、米国が対イラン戦争を開始して以降、米国のジャーナリストが親イラン勢力に誘拐されたのは初めてだ。
これより前、バグダッドで民間人の服装をした4人の男性がキトルソンを誘拐し、誘拐の翌日にはカタイブ・ヘズボラが拘束された民兵との交換に応じる意向があるとイラク当局に伝えていた。
キトルソンはイタリア・ローマ在住の米国籍フリーランス記者で、中東地域を取材して複数の媒体に寄稿してきた人物だ。
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배규빈(beanie@yna.co.kr)