「監督が語る」水鬼ビジュアル誕生の裏話…夢から生まれた恐怖とは?

キム・ダニエル | 2026.04.12

引用:ショーボックス
引用:ショーボックス
【ヘラルドミューズ=イメージ記者】 イ・サンミン監督が『サルモクジ』に登場する水鬼のビジュアル誕生秘話を明かした。

映画『サルモクジ』は、『深夜怪談会』などで注目を集めてきたその場所を舞台に、イ・サンミン監督の想像力を織り込んで完成させた作品だ。観客が実際にサルモクジを訪れて体験するかのような体験型ホラーを目指し、人を惹きつける水鬼が物語の核を成す。

先ごろ、ソウル・鍾路区安国洞のカフェで行ったヘラルドミューズの取材で、イ監督は水鬼の設定過程において怪獣映画的なアプローチを取ったと語った。

当日、イ監督は「水鬼は、人を引き寄せる際に一定のルールを持つ存在として設定した」と述べ、「『エイリアン』『ジョーズ』のように、明確なルールを持つ未知の恐怖として描きたかった」と説明した。

続けて「『エイリアン』『ジョーズ』を繰り返し観て研究するように『サルモクジ』を準備した」と語り、「『トーク・トゥ・ミー』『ゴンジアム』なども参考にしつつ、恐怖を実現する方法を模索した」と付け加えた。

水鬼のビジュアルは意外なきっかけから生まれた。イ監督は「水鬼の見た目について悩みが深まるにつれて悪夢を見ることが増えた」と話し、「ある夜の夢でメイク担当に座らされ、メイクされた人を連れて来られて見せられた」と回想した。

「その瞬間、強い恐怖を感じた。目の前にものすごく怖い幽霊がいたのを見て、そこでインスピレーションを得た」とイ監督は明かした。

一方、短編『ハムジナビ』『ドリムチョン』などで独自の色と感覚を築いてきたイ・サンミン監督の初の単独長編監督作『サルモクジ』は、ロードビューに正体不明の形体が写り込み、再撮影のため貯水池へ向かった撮影チームが黒く深い水の中の何かと対面することから始まるホラー映画で、現在好評上映中だ。