【ニュースカルチャー イ・ジュンソプ記者】伝統をあえてひねり、新しい感覚で再構築した国楽の舞台が視聴者の前に現れる。『国楽ハンマダン』は「国楽の再構成」をテーマに、時代の情緒をまとった公演を次々と披露し、ジャンルの可能性を示す。
放送でまず目を引くのは、童話とパンソリの結合だ。ベストセラー『ギンギンバン』を基にした創作パンソリは、物語と音楽、演劇的要素を緻密に織り交ぜる。公演を担う 입과손ス튜디오は、パンソリの伝統的表現を土台に物語を組み直し、世界に最後に残った白い岩のサイ「ノーデン」の物語をより鮮烈に浮かび上がらせる。原作が抱える感情を声と身体表現で拡張し、深い余韻を残す。
山調(サンジョ)舞台でも異なる試みが続く。即興性が際立つ「ソゴンチョル流ガヤグム山調」は、テグムとの出会いによって新たな響きを生む。キム・ヨンフンとチャ・ルビンは「ソ・ヨンソク流テグム山調」を共演し、異なる旋律が交差する緊張感を生み出す。1980年代の名演を土台に再構成された今回の舞台は、伝統の流れを受け継ぎつつ現代の感覚を付与している。
また「カヒョンダン ガヤグムスタジオ」は、山調ガヤグム、鉄ガヤグム、低音ガヤグムによる三重奏を披露する。異なる音域が融合して豊かなサウンドを作り出し、即興的な旋律が生きる現場を完成させる。
境界を越える声の舞台にも注目が集まる。外国出身のソリ手マポ・ロルは、パンソリの五大演目の一つである『興夫歌』の一部を披露し、通し上演に向けた準備を続けている。カメルーン生まれで韓国で学んだ彼は、言語や文化の差を越えた解釈でパンソリの魅力を伝えている。
視覚障害のソリ手チェ・イェナは『春香歌』を通じて繊細な感情を伝える。声の一つ一つに集中させる彼の舞台は聴覚的没入を高め、強い印象を残す。加えて『観弦盲人伝統芸術団』は、障害の有無を超えた合奏で音楽の力を示す。
今回の「国楽の再構成」編は、伝統を守るにとどまらず、新たな試みと解釈を通じて現在の観客と呼吸する国楽の現状を示す。多様な試みが交わり、国楽が持つ可能性を改めて示す舞台となっている。
ニュースカルチャー イ・ジュンソプ rhees@nc.press