
政府が韓国産ミサイル迎撃システム「天弓-Ⅱ」の誘導弾30基をアラブ首長国連邦(UAE)に提供したことが確認された。
UAEの政治学者で大統領の非公式顧問として知られるアブドゥルカレク・アブドラ教授は9日、自身のX(旧Twitter)アカウントに投稿した文章で、イランの攻撃に対抗するUAEのミサイル防御システムを強化するために、迅速に30基の天弓-Ⅱ迎撃ミサイルを提供した韓国に心から感謝すると述べた。
アブドラ教授は、このミサイルがC-17輸送機で迅速に輸送されたと述べ、「困難な時に助けてくれる友が真の友だ」と付け加えた。
さらに、韓国産「M-SAM 2」(天弓-Ⅱ)防空ミサイルシステムはすでにUAEで実戦配備され運用中だと強調した。
3月8日夜、UAEのC-17輸送機が大邱空港に到着したと伝えられており、この輸送機で天弓-Ⅱ誘導弾が輸送されたとみられる。
UAEは2022年に韓国国内の防衛産業者と天弓-Ⅱ10基の導入契約を結び、現在までに2基が実戦配備された。
UAEはイランのミサイル攻撃を受けて防空兵器への需要が増加し、韓国政府に天弓-Ⅱの配備を契約書に記載された納期より早く供給するよう要請したが、政府はこれに難色を示したと伝えられる。
これに対し、UAEは配備の早期供給が難しい場合、消耗している迎撃ミサイルでも納期より早く供給してほしいと要請したとされる。
米国とイスラエルの攻撃を受けたイランが周辺国に向けてミサイル攻撃を行った際、UAEに配備された天弓-Ⅱも米国製パトリオット(PAC)やイスラエル製アローなど他の防空兵器と共に稼働し、イランのミサイルを迎撃したとされる。
国会国防委員会所属の国民の力ユ・ヨンウォン議員は、UAEに配備された天弓-Ⅱ2基から60発以上の迎撃ミサイルが発射され、96%の迎撃成功率を記録したと情報筋を引用して伝えた。
天弓-Ⅱ1基はレーダー、交戦指揮所、4基の発射台で構成され、発射台1基あたり誘導弾8基を搭載し、連続発射が可能だ。
最大射程は40㎞で、高度40㎞以下に接近する敵航空機やミサイルを迎撃する。
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ジ・ソンリム(yoonik@yna.co.kr)