京畿地域の自治体管理の子ども向け遊び施設の各所で、壊れた遊具が修理されないまま使われており、安全管理のずさんさが懸念されている。
屋外遊び場の利用が増え、転倒や挟まれによる事故の危険が高まっているにもかかわらず、破損施設の補修や利用制限が適時に実施されていないのが実情だ。
子どもの日に先立つ3日、訪れたスウォン市チャンアン区のあるアパート団地近くのノルマル児童公園では、滑り台につながる木の踏み板の半分ほどが壊れており、板の隙間は子どもが足を踏み外せば体ごと落ちるほどの幅が開いていた。
破損は著しかったが、現場に仮設の遮断措置などの対応は見当たらなかった。ここで遊んでいた子どもは「よく遊びに来るが、ここに落ちるかもしれなくて怖い」と話した。保護者のカンさん(31)は「アパート前なので子どもと土遊びに来るが、事故が起きそうで滑り台には乗らないよういつも注意している」と語った。
京畿地域の児童遊び施設での重大事故は、全国で最も多く発生している。
行政安全部の「2025年児童遊び施設重大事故分析結果」によれば、昨年全国の児童遊び施設での重大事故は177件、負傷者は178人だった。そのうち京畿地域の事故は64件で全国最多を記録した。
遊具別の重大事故では、複合遊具が70件で全体の40%を占め、最も多かった。次いで滑り台が16件、ブランコと渡り遊具がそれぞれ14件だった。年齢別では7〜13歳の学齢期の子どもが117人で最多だった。
韓国消費者院が2024年にソウル・京畿地域で使用承認から25年以上経過した老朽化したアパート内の児童遊び場32か所を調査した結果、29か所(90.6%)で遊具や床材が損傷したまま運営されていた。鉄製骨格の腐食や階段・座面の破損が確認されたのは21か所(65.6%)、手すりや欄干の塗装が著しく剥がれていたのは20か所(62.5%)だった。
一方、児童遊び施設の安全管理マニュアルでは、自治体などの管理主体が月1回以上の安全点検を実施することを定めている。点検の結果、児童に危害を及ぼすおそれがあると判断された場合は利用を禁止し、1か月以内に安全診断を申請しなければならない。
/キム・ヘジン記者 trust@incheonilbo.com