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| QWER |
| チョダン、マゼンタ、ヒナ、シヨン |
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【ティブイデイリー キム・ジンソク記者】 ガールバンドQWER(キューダブルユーアール)は新作『セレモニー(CEREMONY)』で新章に踏み出した。得意分野と新たな挑戦、二つの狙いを同時に追う試みがまた一つの証左となり、歌謡界の注目を集めている。 QWER(チョダン、マゼンタ、ヒナ、シヨン)のミニ4集『セレモニー(CEREMONY)』が先月27日、各種音源サイトを通じて配信された。10か月ぶりのカムバック作で、QWERが第一章を成功裏に終えた後の次章への道しるべだ。 QWERは2023年に『ハーモニー・フロム・ディスコード(Harmony from Discord)』でデビューし、『マニト』、『アルゴリズムズ・ブロッサム(Algorithm's Blossom)』、そして『たとえ世界が不協和音でも、私は君の味方だ』といった楽曲を通じて独自の物語を積み重ね、一つの章を締めくくった。 特に『マニト』からのタイトル曲「悩み中毒」は2024年、韓国のYouTube Musicで年間人気曲1位に輝いた。QWERはその勢いを受け、複数の授賞式で新人賞や主要賞を受賞するなど、大衆とファンコミュニティからの強い支持を確立した。 今回のアルバムには表題曲「セレモニー」のほか、他人の視線を気にしない大胆さを描いた「バッドハビット(BAD HABIT)」、「バニー」という愛称で夢の中の相手を愛らしく歌う「バニーバニ」、「不安な心も共にあれば光る明日が来る」と希望を歌う「アワー・ボヤージ(Our Voyage)」、「新章に向かう自信と決意を開拓者の姿に例えた「パイオニア(PIONEER)」まで、計5曲が収録されている。 先にQWERはメディアショーケースで「バッドハビット」を披露した。強烈なロックサウンドが印象的で、ロックスター特有の荒々しいエネルギーに満ちたステージだった。特に中盤、マゼンタとシヨンが向かい合ってベースとギターをやり取りするシーケンスは、視覚・聴覚の両面で高い満足度を与え、メンバーの飛躍的なアンサンブルの成熟を示した。 ステージを終えたシヨンはこの曲について「良い視線よりも妙なものに惹かれるという歌詞がある。私たちの自由な姿を表現した曲だ」と語り、「これまで見せてきた姿よりも、より強くエネルギッシュで新鮮な印象を届けられると思う」と自信を示した。
興味深いのは表題曲の選定だ。これまでQWERが示してきた清涼感やフェス向けのバンド性を考えれば、「バッドハビット」や「パイオニア」が有力な候補に思えた。しかし彼らが選んだのは、アイデンティティについて深く考え抜かれた「セレモニー」だった。 QWERは今回の表題選定を、新たな試みの延長線上に位置付ける。「セレモニー」は慣れ親しんだ成功の方程式をあえて脇に置く宣言であり、自分らしさを失って彷徨った時間の末に、自分を取り戻して生きるという決意が込められている。単に次の物語を始めるのではなく、まずはアイデンティティを自分らしく確立することを優先した作品だ。 では、彼らが言う「自分らしく」とは何か。マゼンタは「世の中の枠を壊し、好きなことに集中して内面と向き合う過程こそが自分らしく生きることだ」と述べ、これからも新たな挑戦を通して自分たちらしく歩んでいくと語った。 こうしたメッセージは「セレモニー」のミュージックビデオと結びつくことで、より強い響きを持つ。MVではメンバーたちが見知らぬ世界に到着し、さまざまな危機に直面する。しかしその世界に適応した彼女たちは逃げるのではなく、そこに留まることを選ぶ。異なる領域から集まったメンバーがバンドとして結束し、現実の偏見や困難の中でもQWERという世界を守り抜く意志を映していると解釈できる。 リーダーのチョダンも今回のアルバムを「出会いと成長を経て、本格的に我々のアイデンティティと自我を探る章だ」と説明した。アイデンティティや自我を省みる過程でも、QWERはファンと握った手を離さない。「アワー・ボヤージ」には〈君から始まったこの物語は、君が手を離すまで決して終わらない〉というメッセージが込められている。 「アワー・ボヤージ」は、以前のファンソングであるミニ2集収録の「メアリ」と繋がる流れを持つ。特に「物語が君に届く前には終わらせられない」という歌詞は、ファンダムであるバウィゲに向けたもう一つの約束として受け取られる余地が大きい。 ヒナもショーケースで、自分たちの原動力について「バウィゲだ。ファンのみんなが熱烈に支持し、落ち込まないよう応援してくれる。私たちはもっと成長して恩返ししなければならない」と語り、ファンへの愛情を示した。
『セレモニー』には、ファンだけが気づく仕掛けも忍ばせられている。QWERは先のワールドツアーのアンコール公演、1ST WORLD TOUR 'ROCKATION : HOMECOMING' ENCORE IN SEOULの入場イントロで「パイオニア」を先行披露していた。当時は説明がなかったが、本作でその意図が明かされ、コンサートの段階から彼らの新章が既に動き出していたことが示唆された。 QWERはこれまでの「成長型バンド」を越え、いまや「信頼して聴けるバンド」へと転じたと言える。『セレモニー』は、得意なスタイルを一時脇へ置いても、新たな答えを書き続けられるという自信の表れだ。今回の活動を通じ、歌謡界という不協和音の中で自分たちだけの完全なハーモニーを作り上げていく新章が開かれる見込みである。 【ティブイデイリー キム・ジンソク記者 news@tvdaily.co.kr/写真=DB】 |
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