13日、聯合ニュースによれば、台湾紙・聯合報は、台湾陸軍の金門防衛司令部がこの日未明から台湾の最前線の島である金門(キンメン)沿岸一帯で、中国人民解放軍の上陸侵攻を想定した大規模な実弾射撃訓練を行ったと報じた。砲兵や戦車、装甲車、対戦車兵器が動員され、沿岸線に沿って重層的な火力網を構築し、敵の上陸作戦を阻止する訓練を展開した。
特に今回は、金門に配備された米国製のジャベリン対戦車ミサイル2発が初めて実弾で発射された。
聯合報は台湾軍当局の話として、今回の訓練はジャベリンを用いて海上の上陸歩兵や装甲車の標的を攻撃し、装甲車部隊が沿岸の橋頭堡に進出できるよう援護することを目的としたと伝えた。
訓練には金門守備旅団、砲兵大隊、支援部隊、水陸両用偵察小隊などが参加し、ドローンや戦術指揮システムを活用して目標探知や戦場管理、リアルタイムでの情報共有の訓練も並行して実施された。
訓練の後半ではM60A3戦車とCM21装甲車を沿岸の橋頭堡に投入し、上陸を試みる敵兵力を撃退する戦闘状況も演出した。
この訓練はトランプ大統領が2泊3日で北京を国賓訪問する時期と重なって行われた。
トランプ大統領はこの夜に北京に到着し、14日と15日にかけて習近平主席と少なくとも6回会談し、両国の経済・貿易や安全保障問題など主要議題を協議する予定だ。両首脳の対面は昨年10月末の韓国・釜山での会合以来約6か月ぶりで、北京での会談はトランプ大統領の1期目の2017年11月以来約9年ぶりとなる。
トランプ氏はホワイトハウスで、習主席と台湾問題を議論すると述べ、米国の台湾向け武器売却も交渉課題に上る可能性があると示唆した。