
【アイニュース24 ムン・ジャンウォン記者】 ウィ・ソンラク青瓦台国家安保室長は10日、中東情勢について、ホルムズ海峡の通航は依然として円滑ではない。供給網の不確実性はしばらくの間続くと見ている。
ウィ室長はこの日、青瓦台で記者懇談会を開き、韓国時間で4月8日に米国とイランの間で2週間の停戦が発表されたと説明した。
さらに、原油やナフサの代替供給先の発掘に向けた努力を継続すると述べた。
ウィ室長は、ホルムズ海峡内の韓国の船舶26隻を含むすべての船舶と乗組員の安全確保や、安全かつ迅速な通航に向けた関係国との意思疎通を続けているとし、2週間の停戦宣言にもかかわらず、通航する船舶は戦時に比べて大きく増えているようには見えないと伝えた。
また、約2000隻の船舶が一度に海峡を抜けようとすれば時間がかかり、安全な航路の確保も問題になり得ると指摘した。
複数の国や在外公館からの把握情報を総合すると、直ちに通航を試みる船舶はそれほど多くないようだ。状況を見ながら対応する雰囲気だと捉えている、とも述べた。
現時点ではホルムズ海峡は開放されているが、航行にはイラン軍との協議が必要で、イラン側は代替航路を通知してきた。既存の国際航路よりやや北側でイラン側に接近するルートだが、こうした点も含めホルムズ海峡通航に関する諸事項を確認している。
ウィ室長は、英国やフランス主導でホルムズ海峡の安全通航を保障する国際協調の動きが活発だとし、英国が主導する外相会議や軍事企画官会議などに出席して動向を把握し、韓国の役割を検討していると述べた。
続けて、国際海上ルートの安全や韓米同盟のみならず、朝鮮半島の安全保障、イランおよび中東諸国との関係など複数の要因を総合的に考慮して、現実的な方策を慎重に検討すると語った。