売り切れ続出!オリオンの「黄チーズチップ」に熱狂する理由とは?

カン・ユジョン | 2026.03.11

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最近、限定版のお菓子が売り切れ続出の人気を集めている。オリオンが春シーズン向けに意欲的に投入した期間限定商品「しっとりした黄チーズチップ」がその主役だ。

発売から1か月で消費者の間で爆発的な人気となり、韓国全国で品薄が続いている。単にスーパーの棚から消えるだけでなく、オンラインでは定価の6倍以上の価格で取引され、スナック一袋が“高級品”のように扱われる異例の事態になっている。

引用:オリオン公式インスタグラム
引用:オリオン公式インスタグラム

実際に11日、主要なオンラインショッピングモールではロッテマート基準の通常価格4480ウォン(約480円)の16個入り1箱がクーパンなどでなんと2万8900ウォン(約3,095円)で販売されている。価格は6.4倍に達する。前日までは2万5000ウォン(約2,678円)台だったが、在庫が底をつき、リアルタイムで急騰している。

ネイバーショッピングやGマーケットはもちろん、当の当事者である中古取引プラットフォームのダンギュンマーケットでも1箱に2万ウォン(約2,142円)の上乗せが付いた出品が相次ぎ、その人気の高さがうかがえる。

このスナックの何がそこまで人々を動かしているのか。『チーズ工房』シリーズで登場したこの製品は、オリオンの定番『しっとりしたチョコチップ』の黄チーズ版で、ほのかなチェダーチーズの風味が残るクッキーに甘じょっぱい黄チーズチャンクをたっぷり加え、黄チーズ特有のねっとりとした濃厚な食感を見事に再現していると評されている。

口の中に広がる「甘じょっぱい」ハーモニーがSNSで口コミを呼び、今や製品を入手したという証拠写真そのものがひとつの“勲章”のように扱われるほどだ。

各種オンラインコミュニティやSNSには「1週間黄チーズチップを探し回っているが、スーパー5軒で空箱しか見つからなかった」「もっとあるときに何箱も買っておけばよかった」といった書き込みが続々と寄せられている。

引用:オリオン公式インスタグラム
引用:オリオン公式インスタグラム

この現象は、過去に『ハニーバターチップ』や『먹태깡』が引き起こしたブームを思い起こさせる。限定版という希少性が消費者の所有欲を刺激し、高インフレ下で少ない出費で確実な満足を得たいという“ささやかな幸福”志向と重なった結果だと分析される。

状況を受け、オリオンのカスタマーセンターにはここ10日間で常時販売を求める声が100件以上寄せられ、公式SNSにも再販売を求めるコメントが殺到している。

予想を上回る反応に、オリオン側も“うれしい悩み”に直面しているようだ。オリオンは消費者の反応や市場状況を総合的に勘案し、常時販売の可否を検討するとしている。

黄色い黄チーズと甘じょっぱい魅力が詰まった「しっとりした黄チーズチップ」が、限定版の供給不足を乗り越えて常時販売商品として定着するのか。今日もスーパーの扉を叩く消費者の視線がオリオンに注がれている。