ビュッフェでなぜ必ずパイナップルが出るのか? 肉を食べて胃が重くなったときに食べる理由
ビュッフェに行くと、ほぼ確実に並んでいる果物がある。パイナップルだ。多くの人は単なるデザートだと考えているが、実際には肉を多く食べた後の胃の重さや腹部の膨満感を和らげる助けになることがよく指摘される。その理由はパイナップルに含まれる特殊な酵素にある。
パイナップルには「ブロメライン」という酵素が含まれている
パイナップルの代表的な成分の一つがブロメライン(bromelain)だ。
この成分はタンパク質の分解を助ける酵素として知られている。
肉をたくさん食べるとタンパク質の摂取量も増えるが、その際に消化の負担を減らす手助けになることがある。
「だから肉を食べてからパイナップルを食べるんですね?」
その通りだ。単なるデザートではない。
肉の消化をやや楽にしてくれる可能性がある
タンパク質は比較的消化に時間がかかる栄養素だ。
とくにビュッフェのように一度に大量に食べると胃の負担が大きくなり、重さや不快感が強くなることがある。
ブロメラインはタンパク質の分解を促す方向に働くため、消化の負担を軽減する助けになる可能性がある。
腹部の膨満感の緩和にもつながり得る
肉が胃の中に長く留まると、息苦しさや張った感じが生じることがある。
パイナップルは水分含有量も高く、こうした重苦しさを和らげる一助になる場合がある。
だから食後に食べると相対的に胃が軽くなったと感じる人が多い。
「口直しにもなるんですね?」
その通りだ。さっぱりした味わい自体が重さの感覚を軽減してくれる。
酸味が「口内の脂っこさ」を切ってくれる
肉を多く食べると口の中が脂っぽく重く感じられることが多い。
パイナップル特有の酸味や果汁は、そうした脂っこさをさっぱりとリセットする役割を果たす。
そのため、ビュッフェのデザートコーナーに欠かせない存在になっていることが多い。
肉の柔らかさを出すためにも使われる理由がある
パイナップルは単なるデザートとしてだけでなく、肉を下味に漬けるときにもよく使われる。
ブロメライン酵素が肉のタンパク質を分解して柔らかくする働きがあるからだ。
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プルコギやステーキのソースにパイナップルが入る理由もここにある。
「あまり長く漬けるとふにゃふにゃになる理由だったんですね」
その通りだ。酵素の作用はかなり強い。
食べ過ぎるとむしろ不快になることがある
パイナップルは酸味の強い果物なので、食べ過ぎると口内がひりついたり胃が荒れることがある。
とくに空腹時には刺激が強く感じられる人もいる。
したがって、適量を守るのが最良だ。
結局のところ、核心は「タンパク質分解酵素」だ。パイナップルはブロメラインの働きにより、肉を食べた後に感じる消化の負担や膨満感を和らげる助けになることがある。
だからビュッフェや焼肉店で代表的な果物として定着しているのだ。
「ただのサービスフルーツだと思っていたが、そういう理由があったんだな」
その通りだ。味だけでなく役割も考えて提供されている場合が多い。