海外6カ国の伝統料理が楽しめる「ウルサン世界料理文化館」で、提供される料理の価格が高すぎると批判が出ている。とくに、世界料理文化館の店舗の月額賃料が近隣の成南洞商圏に比べて1/10程度に設定されていると伝えられ、批判は強まっている。

ウルサン市は前日、ウルサン橋で世界料理文化館の開館式を行い、運営を開始した。世界料理文化館は、外国人住民が3万6000人に達している状況を受け、多様な食文化を共有する目的で設立された。仮設建築4棟の規模で、イタリア・日本・ベトナム・タイ・メキシコ・ウズベキスタンの各国料理を販売する6店舗が入居している。
だが開館初日から料理の価格が高すぎるという指摘が出ている。イタリア館で販売されるペペロニピザは1枚3万6000ウォン(約3,856円)、1切れは9000ウォン(約964円)で販売されている。タイ料理店のチャーハンは1万5500ウォン(約1,660円)、メキシコ料理店のメキシカンボウルは1万4500ウォン(約1,553円)だ。
主な客層であるウルサン工業団地の外国人労働者にとって利用しづらい価格だという声がある。とくに入居店舗の賃料が30万ウォン(約3万2,133円)に設定されていることを踏まえると、料理代に過剰な上乗せがあるのではないかという指摘が多い。ウルサン市は当初、ウルサン橋の複合文化空間整備を目的に賃料を周辺商圏の1/10程度に抑えていた。
市民は「公共予算が投入され、賃料も低く設定されているのなら、料理の価格も市民が負担なく利用できる水準であるべきだ」と指摘している。ウルサン市長のキム・ドゥギョムも「価格が高いという指摘があるため、調整が必要だ」と述べている。