" />【デジタルトゥデイ AIリポーター】 米防衛スタートアップのアンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries)が、ミサイル・衛星追跡企業エクソアナリティック・ソリューションズ(ExoAnalytic Solutions)を買収し、宇宙事業へと事業領域を拡大する。
現地時間11日、ITメディアのArs Technicaが伝えたところによれば、アンドゥリルはエクソアナリティックの買収計画を発表した。買収額は公表されていないが、今回の統合で同社の宇宙プロジェクト担当人員は2倍以上に増える見込みだ。エクソアナリティックは、世界で400以上のシステムを運用する商業用望遠鏡ネットワークを通じ、地球上空の数千マイル軌道にある衛星を追跡する企業だ。
アンドゥリルは2017年、パルマー・ラッキーがパランティア・テクノロジーズ出身のスタッフらと設立した防衛企業で、巡航ミサイルや迎撃システム、水中ドローンなどの自律型兵器システムを開発している。買収により宇宙監視や戦闘管理、火力統制の能力を強化する狙いだ。
同社は、エクソアナリティックのグローバル望遠鏡ネットワークに加え、ミサイル防御ソフトウェアや追跡アルゴリズムを獲得すると説明する。とりわけ、静止軌道上の物体を追跡する技術やデジタル信号処理に基づく目標識別能力は、ミサイル防衛体系にも応用可能だ。
アンドゥリルは同時に、自前の宇宙プロジェクトも進めている。Apex Space、Impulse Space、Argo Spaceと連携し、宇宙監視衛星や近接作戦技術を開発中で、一部の任務は今年中に打ち上げる予定だ。衛星がデータを地上へ送らず軌道上で直接処理する技術により、リアルタイムの宇宙監視能力を確保する計画だという。