
トランプ大統領はイランの発電所攻撃をさらに10日間猶予するとしつつも、地上軍投入を含む「最後の一撃」を示唆した。今後10日間がイラン戦の行方を決める重大な分岐点になるという分析がある。イランは韓国と米国の間を分断しようとしている。駐韓イラン大使はこの日、「米国と取引する韓国船舶はホルムズ海峡を通過するのが難しい」と述べた。韓国の石油会社は出資構造や取引で米国と結びついており、韓国船の海峡での孤立が長期化する懸念が大きい。米国とイランの狭間で韓国が二者択一のジレンマに陥らないよう、精緻な外交力を発揮すべき時だ。
今後、トランプ政権が「誰が真の米国側なのか」を見極め、差別的に扱う形で同盟の再編を進める可能性は否定できない。外交・安全保障の負担が増した米国の同盟国は、欧州を中心に多国籍連合の構築を急いでいる。軍事作戦には参加しない代わりに、戦後の防護的な商船・タンカーの護衛や機雷除去部隊の派遣などを通じて米国に誠意を示す考えだ。韓国もフランスの要請で多国籍軍会議に参加した。しかし、ホルムズ海峡は韓国経済の生命線であるため、同盟国とのより積極的な対話と国際的な協力策を模索する必要がある。イラン問題に介入する場合は、国連安全保障理事会の決議や多国間協力の枠組みの下で行うのが望ましい。そうすることで、イランとの対立や韓米同盟の毀損を最小限に抑えつつ国益を守ることができる。
nn