
4日午後11時10分放送のSBS『それが知りたい』では、義理の息子の死亡事件に隠された衝撃的な真相を追う。
14歳の義理の息子の不可解な死
2025年1月31日夕方7時ごろ、全羅北道益山の病院に乗用車が1台入ってきた。40代の男性が子どもを抱えて救急室に駆け込んだが、子どもは既に意識を失っていた。50分以上にわたって懸命な心肺蘇生が続けられたが、残念ながら子どもは死亡した。
中学2年生、わずか14歳で命を落としたキム・ソマン(仮名)君。だが、ソマンの体の各所に不審なあざや傷が見つかったため、虐待が疑われて警察に通報が入った。出動した警察は保護者だった男性を緊急逮捕した。男性はソマンの母と8年前に再婚した継父だった。
「最初に見た印象は、『ジャングル・ブック』のモーグリを見たような感じだった」——継父のオ氏
オ氏は、ミドゥム(仮名)とソマンの兄弟を初めて見たとき、まるで野生で動物に育てられたかのような深刻な状態だったと語る。子どもたちの法的な父親になってからは、特に弟のソマンの悪い癖を直そうと努めたという。当日、抑えきれずに一瞬の激昂で何度か殴ったと自白している。
検死の結果、臓器が破裂し内部出血が深刻で、低血容量性ショックで死亡したと判断されたソマン。検察はオ氏が子どもの腹部を何度も踏んだと認定し、児童虐待致死の疑いで起訴、1審は懲役22年を言い渡した。しかし、控訴審で思いがけない反転が起こる。
覆った2審と真実をめぐる攻防
「話しているうちに腹が立って少し殴ったけど…癖を直そうと思って踏んだんだ…」——兄ミドゥム(仮名)
事件当夜、オ氏が兄ミドゥムと交わした会話の録音が2審の法廷で公開された。警察への1回目の供述でも自分が弟を踏んだと明かしていたが、母が一人残されるのを心配して嘘の供述をしたと供述を翻したミドゥム。控訴審はソマンを殺害した真犯人として兄ミドゥムを指摘した。
1審で犯行を認めたのは、最後までミドゥムを守るためだったと主張するオ氏。それは本当に父性愛から来る行動だったのか。ミドゥムの最初の自白は真実なのか、それとも目撃した状況を偽ったのか。『それが知りたい』は初公開の証拠をもとに、虐待による死亡事件の恐ろしい真相を追究する。
テユナ・テンアジア記者