
11日、春川地裁束草支部刑事1単独のチュ・チョルヒョン判事が審理した結審公判で、楊陽郡所属の7級運転職公務員で40代のA氏に関する強要、常習的脅迫、常習的暴行、侮辱の容疑事件について、検察は懲役5年を求めた。
検察は求刑理由として、「自らの地位を利用して、社会的に弱い立場にある被害者らを長期間にわたり拘束的に虐待した点で罪質が非常に悪質であり、被害者らが相当な身体的・精神的苦痛を受けたと認められること、厳罰を望む被害者らの嘆願、長期に及ぶ犯行の期間と手口などを総合的に勘案した」と述べた。
この日出廷した被害者らは厳罰を求める嘆願書を読み上げ、「被告は地位を利用して継続的に暴言や侮辱を繰り返し、理由もなく足で蹴ったり水をかけるなど身体的暴力を振るった」として、A氏に対する厳罰を訴えた。
被害者らは、「仲間同士で互いに明るく振る舞うことを強要され、人として深い屈辱と恥を何度も味わわされた。職場は生計を立てる場所ではなく、いつまた侮辱や暴力が起きるか分からない恐怖の場だった」と述べた。
また、「人として守られるべき最低限の尊厳と自尊心が著しく損なわれたと感じる。公共の信頼を担う立場にある者がその地位を利用して弱い立場の者を繰り返しいじめた事実は決して軽く見られるべきではない」と強調した。
さらに、「職場で権力を背景に他者をいじめたり暴力を振るうことが許されないよう、明確な基準が設けられることを望む」と付け加えた。
この日、裁判前に反省文を提出したA氏は、自らの容疑をすべて認め、寛大な処置を求めた。
A氏は最終弁論で、「私のせいで大きな傷と苦痛を受けた被害者の皆さんに、深く頭を下げて心から謝罪する。公職者として不適切に行動し、社会に迷惑をかけた点を深く反省している」と述べた。
さらに「刑務所生活を通じて自分の過ちと軽率だった振る舞いを振り返り、後悔と反省の中で日々を過ごしている。被害者の皆さんに与えた傷と苦痛について、改めて謝罪する」と述べた。
「赤い下着を履け」暴行・強要・脅迫・侮辱など関連の容疑117件
検察は、指揮関係にあった20代の環境美化員3人(公務職1人、期間制2人)を相手に、昨年7月から11月までの間に60件の強要、60件の暴行、10件の脅迫、7件の侮辱など職場内のパワハラやいじめを繰り返したとしてA氏を起訴した。
起訴状によれば、A氏は「株価を上げるために赤い下着を履かなければならない」として、被害者に赤い下着の着用を強制的に見せさせる行為を繰り返し、「株を買わないから株価が上がらない」と述べて、被害者一人当たり100株の株式購入を強要した疑いがある。
保有株の価格が下がると、「株価が希望の水準になるまで非常事態宣言を出す」「言うことを聞かなければ生贄にして踏みつける」などの発言もしたという。
些細な不満や気分を理由にゴミ収集車をわざと遠くに停め、被害者に歩かせたり車を追わせたり、故意に徐行して業務を遅らせるなど威圧的な行為も行ったと伝えられている。
また、被害者を床にうつ伏せにさせ、他の被害者に踏ませるいわゆる「멍석말이」方式の強要も行った。
さらに、タバコの吸い殻を投げつける、BB弾を発射する、火のついたマッチを投げる、水を掛ける、足で蹴るといったさまざまな方法で、数十回にわたり常習的に暴行を加えた。
車を運転中にハンドルを放すふりをして事故を示唆したり、「殺すぞ」といった発言をしたり、多数の通行人がいる場所で被害者に侮辱的な言葉を投げかけることもあった。
判決公判は来月15日午後2時に行われる。