ついに動き出す!インチョンの芸術人会館計画

パク・イェジン記者 | 2026.04.23

▲ 若者の起業・居住空間造成事業であるドリームアップバレー事業用地。
▲ 若者の起業・居住空間造成事業「ドリームアップバレー」用地。 /インチョン日報DB

9年間にわたり停滞してきた若者の起業・住居複合施設整備事業、ドリームアップバレーの用地にインチョン芸術人会館が建設される見通しだ。

22日、インチョン市によると、用地活用方針の変更に伴い、ドリームアップバレーの起業機能は西区石南洞の亀基地内の空間に移転する予定だ。2027年末の竣工を目指して工事が進められている。

2017年に始まったドリームアップバレー造成事業は、ミチュホル区用現洞664の3一帯に若者の起業と住宅を組み合わせた複合施設として推進されてきたが、事業過程で様々な変数に直面し長期にわたり遅延してきた。

2020年と2021年の2回にわたり、絶滅危惧野生生物2級のメンゴンイの生息地が確認され、2022年には汚染土も見つかり事業が停滞した。

さらに、若者向け賃貸住宅の建設計画が伝わると近隣住民の反発も続いた。メンゴンイは2023年に代替生息地であるインチョン大公園へ移され、現在も生息状況のモニタリングが行われている。

市の担当者は「ドリームアップバレー事業は推進過程で時間がかかり、推進力が弱まっていた」とし、「近隣住民からの苦情や事業遅延に伴う費用増などを考慮すると、現実的に推進は困難だという内部判断があった」と述べた。

▲ インチョン芸術人会館の完成イメージ図。
▲ インチョン芸術人会館の完成イメージ図。 /提供=インチョン市 

これを受け市は該当用地について汚染土の浄化作業を実施した上で、民選8期の市民提案公約であるインチョン芸術人会館の建設を進める計画だ。

市は今年の追加補正予算で浄化予算を確保し、設計を経て2027年に浄化作業に着手し年内に完了させる予定だ。浄化費用は30億〜40億ウォン程度と見積もられている(約3億〜4億円)。

あわせて市は今年下半期に「インチョン芸術人会館建設の妥当性調査及び基本構想業務」を進め、2027年に行政安全部の妥当性調査、2028年に地方財政中央投資審査を経て事業を本格化させる。竣工目標は2034年だ。

インチョン芸術人会館には総事業費747億ウォン(約74億7000万円)が投じられ、地下2階〜地上5階、延床面積約1万500㎡規模で整備される。公演場や展示室、練習室、作業工房、事務スペースなどを備えた複合文化施設として、芸術家の創作活動支援と市民の文化享受の場として活用される予定だ。

市担当者は「地域の芸術家たちの長年の悲願であるインチョン芸術人会館は、老朽化したスボン文化会館を代替し、芸術家たちの創作基盤を強化する契機になるだろう」と述べた。

/パク・イェジン記者 yejin0613@incheonilbo.com