大邱市長選の情勢は、世論調査ごとに結果が食い違い、一層超接戦の様相を呈している。
主要な調査では、共に民主党のキム・ブギョム候補と国民の力のチュ・ギョンホ候補が誤差範囲内で接戦を繰り広げたり、調査によって順位が入れ替わったりしており、選挙構図は不透明さを増している。
毎日新聞がハンギルリサーチに委託して先月27~28日に大邱在住の満18歳以上の男女1004人を対象に実施した調査で、チュ候補は46.1%、キム候補は42.6%を記録した。
両候補の差は3.5ポイントで、誤差範囲(±3.1ポイント)内だった。
イ・スチャン改革新党候補は2.3%、「なし」が4.5%、「よくわからない」が3.6%と集計された。
同期間、TBCが依頼してリアルメーターが実施した大邱在住の満18歳以上の男女1008人への調査では結果が異なり、キム候補が47.5%、チュ候補が39.8%で、キム候補が7.7ポイント上回った。
その差は95%信頼水準で±3.1ポイントの誤差範囲を超えている。
当選可能性を問う質問でも、キム候補が48.3%、チュ候補が42.1%で、差は6.2ポイントだった。
両調査を総合すると、特定候補の一方的優勢というより、調査方法や時点によって支持率が割れる「伯仲」の構図が浮かぶ。
ハンギルリサーチの分析では、両党の支持層が同時に結集し、超接戦の様相が生じたと説明している。
ホン・ヒョンシク ハンギルリサーチ所長は「予備選排除(カットオフ)候補の無所属出馬可能性消滅、党指導部の役割縮小、予備選コンベンション効果など複合的な要因が作用し、チュ候補の支持率上昇効果が現れた」と述べた。
年齢層別では支持分布が明確に分かれた。毎日新聞の調査では、キム候補が40代で54.8%を、チュ候補は70代以上で72.8%を示した。
TBCの調査では、キム候補が30〜50代で相対的に高い支持を得たのに対し、チュ候補は60代以上の高齢層で強さを見せた。
支持層の結集度も高かった。TBC調査では、現支持候補を選挙まで支持し続けると答えた割合が79.3%に達し、「状況次第で変わる」は19.2%にとどまった。
政治界では、伝統的な地域構図を基盤に両党の支持層が総結集する様相を示しており、僅差の勝負になる可能性が高いと分析する向きがある。最終的には浮動票が選挙の行方を左右するとの見方も出ている。
今回の毎日新聞調査は無線仮想番号のARS方式で行われ、応答率は6.8%だった。リアルメーターの調査は同期間に無線自動応答方式で実施された。両調査とも標本誤差は95%信頼水準で±3.1ポイントだ。
詳細は中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できる。