ついに登場!韓国のハイパーカーがWECで快進撃

パク・デヒョン記者 | 2026.04.21

Translation result▲ ジェネシスが順調なデビューを飾った。国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最高峰の耐久レース『ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ(WEC)』デビュー戦で強烈な印象を残した。 ⓒ ジェネシス\ ▲ ジェネシスが順調なデビューを飾った。国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最高峰の耐久レース『ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ(WEC)』デビュー戦で強烈な印象を残した。 ⓒ ジェネシス

【スポーティビニュース=パク・デヒョン記者】 ジェネシスが順調なデビューを飾った。

国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最高峰の耐久レース『ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ(WEC)』のデビュー戦で、強烈な印象を残した。

韓国製ハイパーカーの成長可能性を際立たせた。

ジェネシス傘下のレーシングチーム「ジェネシス・マグマ・レーシング」は19日、イタリア・エミリア=ロマーニャのイモラ・サーキットで開かれた2026 WEC開幕戦「イモラ6時間(6 Hours of Imola)」の最上位クラス、ハイパーカークラスに出場した。

ジェネシスが自社開発したGMR-001ハイパーカー2台はともにレースを完走した。

17号車が15位、19号車が17位を記録した。

この日、イモラ・サーキットには世界有数の完成車メーカーが勢揃いした。

ハイパーカークラスにはフェラーリ(イタリア)、BMW(ドイツ)、トヨタ(日本)、アストンマーティン(英国)、キャデラック(米国)をはじめ、合計8メーカー、17台のスーパーカーがその姿を見せた。

ジェネシス・マグマ・レーシングの17号車と19号車は、それぞれ211周、189周を走行した。

優勝は6時間で合計213周を走破したトヨタ・レーシングが飾った。

イモラ6時間は3人のドライバーが交代で同一車両を走らせ、イモラ・サーキットを延べ4909kmにわたって休むことなく周回する方式で行われる。

6時間経過時点で最も多く周回したチームが優勝となる。

この日のジェネシス・マグマ・レーシングの目標は明確だった。

WECデビュー戦であることを踏まえ、イモラ6時間での安定したレース運営と完走を第一目標に据えた。

イモラ・サーキットは高い難易度を誇るトラックだ。

加えて既存のレーシングチームは、短くて十数年、長ければ百年以上の経験を積んだベテランで構成されている。

新参が突破すべき参入障壁は決して低くない。

それでもジェネシスのGMR-001は2台ともフィニッシュラインを通過した。

当初設定した一次目標を確実に達成し、現地中継陣から称賛を引き出した。

中継の注目を集めた名場面は少なくなかった。

白眉は、86年の歴史を誇るイタリアのフェラーリとの一騎打ちだった。

レース後半、50号車(フェラーリ AF コルセ)のドライバー、ニクラス・ニールセンが12位に浮上した。

勝負を仕掛け、11位のマティス・ジョベールが操る17号車(ジェネシス・マグマ・レーシング)を抜こうとアクセルを開けた。

だが、思い通りにはいかなかった。

コーナーでもストレートでもジェネシスのディフェンスに連続して阻まれた。

ニールセンは狼狽し、慌てて運営チームに無線を送った。

「いや、理解できない。なぜあの韓国車がコーナーで俺たちより速いんだ?」と困惑した声が電波に乗った。

SPOTVの解説者は「ジェネシスがフェラーリより速いとは信じがたい話だ。緊迫した状況でトップドライバーがそんなコメントをするとは驚きだ」と唸った。

さらに、WEC初参戦のジェネシスがフェラーリの前で長時間走行し続けた事実は非常に励みになると称賛を惜しまなかった。

\"\" \"▲ ▲ 出所| SPOTV中継画面

ジェネシスは2024年12月にWEC参戦計画を電撃発表した。

以降、自社車両の開発から精鋭ドライバーや運営陣の編成に至るまで、全工程を緻密に準備した。

パートナーシップを結ばず単独メーカーのチームとしてWECに挑んだ。

準備は徹底していた。

2万5000kmに及ぶトラックテストを通じて、高い耐久性と走行安定性、レース運営能力を確保した。

イモラの多くのコーナーや凹凸区間に合わせ、エンジンを含む車両セッティングも最適化した。

ジェネシス側は今回のWECデビューを成功と自負し、車両の完成度やレース運営を高めるための実質的な経験とデータを蓄積したと明かした。

シリル・アビテブル(ジェネシス・マグマ・レーシング総監督)は「新生チームとして今回の大会の核心ターゲットは信頼性と実行力だった。チーム全員がプロローグからレースまで計画を忠実に実行した」と述べ、「イモラ6時間を通じてチームの堅固なプログラム基盤と大きな潜在力が確認された」と満足感を示した。

17号車を率いた“看板ベテラン”のアンドレ・ロテラーは「天候の変動でタイヤ戦略に微妙な判断ミスがあったが、ピポ・デラニが最後まで耐えてくれた」と語り、「今回のレースで築いた堅固な基礎をもとに、今後も良い成果を出せるよう絶えず努力する」と述べた。

ジェネシス・マグマ・レーシングは来月9日、ベルギーで開催されるシーズン第2戦「スパ・フランコルシャン6時間(6 Hours of Spa-Francorchamps)」に出場する。

FIA WEC 2026シーズンはスポーティビ(SPOTV)、SPOTV Prime、SPOTV NOWで生中継される。

\"▲ ▲ 今年WECにデビューした「韓国ルーキー」ジェネシス・マグマ・レーシングは、初の実戦WECセッションで15位を記録した。ベテランのアンドレ・ロテラーが操る17号車が成果を上げた。レース中盤にはアストンマーティンを抜き、最高順位は11位まで押し上げるなど、新人とは思えない優れた競技力と車両性能を示した。 ⓒ ジェネシス