ポジティブな心が生む逆転劇!KIAの未来はどうなる?

キム・ダニエル | 2026.04.12

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引用:KIAタイガース
引用:KIAタイガース

【マイデイリー=キム・ジンソン記者】「負担というほどではないが、負担を感じている」

KIAタイガースの看板スター、キム・ドヨン(23)は10日の大田ハンファ・イーグルス戦後、そう語った。彼の最大の長所の一つは健全なマインドだ。いわゆる「キングのマインド」と呼べるもので、常に胸を張り、前向きで能動的だ。率直で堂々としており、愚痴を言わず、常に正面から挑む。自分の野球への信念とプライドも強い。

引用:KIAタイガース
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MZ世代らしい思考の持ち主で、非常に良いマインドを持っている。そんな彼の口から「負担」という言葉が出てきたが、それは自分の成績やプレーへのプレッシャーではなく、KIAを牽引する主軸打者としての責任感を指している。

KIAは今季開幕前から過小評価されていた。直近の3連勝で巻き返しの可能性は見せたが、それでも順位は下位のままだ。チェ・ヒョンウ(サムスン・ライオンズ)、パク・チャンホ(ドゥサン・ベアーズ)の空白も大きいが、根本的には先発陣とブルペンに明確な弱点がある。今年、誰もKIAを5強候補に挙げていないのが現状だ。

キム・ドヨンはこれまで特有の前向きな姿勢で「問題はない」と言ってきた。むしろ周囲に過小評価された方がいいと語り、大逆転が訪れればスリリングだとも話していた。しかし、シーズンが始まりチームが低迷し、自身の打撃も噛み合わず、仲間も勢いを生めない状況が続くと、否応なく責任感から来る重圧を感じるようになったようだ。

キム・ドヨンは「まず自分の心構えだが、今は本当に『負担ではない負担』を感じている。チームが良い成績を出してくれれば問題ないと思うが、今は結果が伴っていないので、自分としては少し負担を感じている。ただ、それでもやり遂げるのが野球選手だと思っているので、必ずやり遂げられるように全力で取り組むつもりだ」と語った。

イ・ボムホ監督は10日の試合を前に、キム・ドヨンが自分とチームの野球について悩み、心配することを否定的には見ていないと述べた。どんな選手でも、毎日毎シーズンすべてがうまくいくわけではない。悩みや不安の中から新たな道を見つけ、そこで成熟していくと監督は考えている。

そもそも人生は容易ではない。他人の生活を支えるために稼ぐことに簡単なことなどない。キム・ドヨンが悩み、心配するのは自然なことだ。今シーズンのチーム事情が厳しいのも事実だ。しかしポジティブなのは、そうした中でもキム・ドヨンが「自分がやる」という前向きなマインドを持ち続けている点だ。

KIAが浮上するために何が必要かと彼に問うと、「今が良い。今のように着実に、すべての選手が自分の役割を果たしてくれれば、そう遠くないうちに高いところへ上がれると信じている」と答えた。

KIAの明るい材料の一つはチームの失策数だ。11日まででわずか4つと、10球団中最少だ。これは記者が2月に奄美大島のスプリングキャンプを直接取材して確認したものだ。やや大げさに言えば、野手は食事の時間以外は守備練習ばかりやっていた印象だ。昨年秋の沖縄での追い込みキャンプではさらに多く練習したと聞く。今年のKIAは守備で成果を出す可能性が高い。汗をかいた分が表れるのは守備の分野だからだ。

引用:KIAタイガース
引用:KIAタイガース

キム・ドヨンは「今は守備が本当に良い。細かいミスは当然出るが、全体的な指標を見れば良い内容だ。努力が確実に結果として出ている」と語った。打撃の調子にかかわらず、守備は別の領域だと本人も考えており、集中力を高めている。KIAが上昇するための最低限の原動力は守備である可能性が高い。