▲ オーストラリアのU-17女子代表が没収試合の処分を受けた。代表資格を満たさない不正出場選手がアジアカップ予選で22得点を挙げたにもかかわらず、チームは勝ち点を失った。 ⓒ AFC
【スポーティビニュース=パク・デヒョン記者】 オーストラリアのU-17女子代表が没収試合の処分を受けた。
オーストラリア紙『Sydney Morning Herald』は先月30日(韓国時間)、アジアサッカー連盟(AFC)がオーストラリアU-17女子代表に0-3の没収負けを宣告したと報じた。処分の対象となったのは、昨年10月13日にシンガポールのビシャン・スタジアムで行われた、オーストラリアと北マリアナ諸島のU-17女子アジアカップ予選E組第1戦だ。
オーストラリアは当時、イザベラ・ラコが4得点を挙げるなどして北マリアナ諸島に22-0で大勝した。しかし出場資格を満たさない選手がピッチに立っていたことが判明し、その成績は無効とされ、試合結果は北マリアナ諸島の3-0勝利に変更された。
報道によれば、AFCの声明で名は伏せられたが、その選手1名は過去に別の国の代表としてプレーした経歴が確認された。
不正出場の発覚経緯は興味深い。
22-0で勝利した直後、その選手は脱水症状で病院に搬送された。
病院でオーストラリア代表チームの関係者が選手の母親と話している際、2024年にその選手が別の国で代表として出場していた事実が明らかになった。
Sydney Morning Heraldは、情報筋の話として不正出場選手はオーストラリア生まれであると伝えている。オーストラリアサッカー協会が事前に把握できなかった背景には、(その選手が代表資格で出場した)国から提出された書類に不備があった可能性が指摘されている。
それでも初動対応は迅速だった。
事実を把握したオーストラリアは、次戦のシンガポール戦(11-0)では当該選手を登録から外し、同時にAFCへ自主申告した。
その結果、北マリアナ諸島戦の大勝は約6か月後に没収試合として処理された。一方、AFCはシンガポール戦の結果には影響がないとして、オーストラリアの11-0勝利を認めると付記した。
▲ オーストラリアは北マリアナ諸島戦が敗戦扱いとなり、同E組のシンガポールと勝ち点が並んだ。しかし得失点差ではオーストラリアが11得点3失点で+8、シンガポールは11得点11失点で+0となり、グループ1位のみが本戦に進むため影響はなかった。 ⓒ AFC
ただし報道は、AFCがオーストラリアサッカー協会に科した罰金はわずか1000ドル(約147万ウォン、約15万5821円)にすぎないと伝えた。発覚直後に試合を行わず自主申告した点が比較的軽い処分につながったとみられる。
北マリアナ諸島戦が敗戦扱いとなったことで、オーストラリアは同E組のシンガポールと勝ち点が並んだ(1勝1敗)。
しかし得失点差ではオーストラリアが11得点3失点で+8、シンガポールは11得点11失点で+0となり、グループ1位のみが本戦進出という大会形式に影響はなかった。
2026年AFC U-17アジアカップは1日から17日まで中国・蘇州で開催される。
今年の大会には合計12か国が出場する。
昨年のU-17女子ワールドカップでアジア代表として出場した韓国、北朝鮮、日本、中国は自動的に本戦に進出した。
残りの8か国は予選を経て本戦に合流した。
国際サッカー連盟(FIFA)が昨年から男女のU-17ワールドカップを毎年開催することを決定したため、U-17ワールドカップの予選を兼ねるU-17アジアカップも毎年開催されることになった。
U-17女子アジアカップは4チームずつ3つのグループに分かれてグループリーグを戦う。
各グループの1位、2位の6チームと、各グループの3位のうち成績上位2チームがベスト8トーナメントに進出し、優勝を争う。
今回の大会でベスト4に入った4チームは、アジア代表としてU-17女子ワールドカップに出場する。
U-17女子ワールドカップは2025年から5年間、モロッコで開催される。
▲ 2026年AFC U-17アジアカップは1日から17日まで中国・蘇州で開催される。今大会でベスト4に進む4チームはアジア代表としてU-17女子ワールドカップに出場する。 ⓒ AFC