子どもの日に3万5千人余の観衆を前に対戦したプロサッカーKリーグ1のFCソウルとFC安養は、それぞれ1人の退場者を出しながらも引き分けに終わり、悔しさを残した。
両チームは5日、ソウル・ワールドカップ競技場で行われたハナ銀行Kリーグ1 2026の第12ラウンドのホーム戦で0-0の引き分けに終わったと聯合ニュースが伝えた。
休日の催しには不利とされる午後7時開始の試合に割り当てられたにもかかわらず、スタジアムには3万5729人が詰めかけた。
ここまで両チームは通算5試合で1勝3分1敗と拮抗した相性だった。
ソウルは前半36分、主力センターバックのヤザンがキム・ウンの足首を踏む形となり、即座にレッドカードで退場したことが痛手になった。
ヤザンの抜けた穴を埋めるためにFWチョ・ヨンウクを下げ、DFパク・ソンフンを投入した。以降もソウルがわずかに優勢に試合を進めたが、得点には至らなかった。
試合後の記者会見でソウルのキム・ギドン監督は、多くの子どもやファンが来てくれたのに退場で残念な試合になったと述べた。
ヤザンは試合後にキム監督のもとへ謝罪に行ったというが、キム監督は謝罪するほどのことではないと擁護した。「ヤザンは最善を尽くした結果だ。滑って止まれずに相手の足首を踏んでしまったように見える」と語った。
監督はさらに、チームメイトがよく耐えて勝ち点1を持ち帰ったのだから感謝しようと伝え、復帰したらそれ以上の働きを期待すると話した。
ソウルは後半36分に安養のFWキム・ガンが退場になるまでの45分間、数的劣勢のまま戦い続けた。
選手たちが結束して、今季初の連敗の危機を回避した。
キム監督は「強いチームになるには連敗してはいけない。1人足りない状況でも勝ち点1を守り切った。昨年なら2、3点取られて負けていただろう。1点を取られて崩れていたはずだ。確実に耐える力がついてきた」と述べ、今日の勝ち点1が今季重要な意味を持つだろうと強調した。
45分の数的優位を生かせず勝ち点1に終わった安養のユ・ビョンフン監督も、キム・ガンの退場を残念がった。
キム・ガンはファウル後、相手選手とにらみ合う場面で観客席に向かって両親指を下に向ける挑発を行い、レッドカードを受けた。
ユ監督は「人間的な部分、ファンに対する態度について学ぶ時間が必要だ。キム・ガンは大一番で良いプレーをしようとして、ややオーバーアクションになってしまったようだ」と説明した。
さらにユ監督は、見守ってくれればキム・ガンは良い選手になるとし、どうにかしてしっかり教育してチームに必要な選手に育てると明言した。
ユ監督は敗戦について、ソウル相手に守りはよく準備したが、決定打となる攻撃の準備が十分でなかったと述べ、2試合連続無得点の点は徹底的に分析すると強調した。