" />最近の山火事も入山客の不注意で発生しており、安全規則が守られていないと、彼はため息をついた。
17日、大田大徳区の系族山で会った山火事監視員イ・ファヨン氏(76)は、入山者の不注意で起きる火災が後を絶たない現状に憤りを示した。活動は今年で13年目に入り、この日もいつものように山に上って巡回した。
林野庁は、春季の山火事の大半が人為的要因で発生すると見て、5月15日までを「山火事特別監視期間」に指定した。それを受けて大徳区は、山火事の脆弱地15カ所に監視員を各1名ずつ配置し、巡回と監視を続けている。
この日の気温は16度と比較的温暖だった。平日にもかかわらず系族山には登山客が絶えず、春の行楽を楽しむ市民が軽装で山を訪れていた。イ・ファヨン氏は熊手を手に登山道入口へと向かった。
彼にとって系族山は休息の場ではなく、「危険要素を監視する現場」だ。摘発件数は以前より減ったものの、依然として喫煙やゴミの焼却など、山火事につながり得る行為が各所で見つかるからだ。
" />巡回を始めて約40分後、山中腹の休憩所に着くと、亭の周囲を念入りに点検した。地面には登山客が捨てたとみられるタバコの吸い殻がいくつも落ちていた。「喫煙禁止」や「山火事注意」と書かれた横断幕が掛かっているにもかかわらず、警告が無視されている状況が浮き彫りになった。
毎日監視しても吸い殻は出続けるといい、目につかない場所でこっそり吸うケースが依然として多いと語った。
" />下山途中、ある農家で異変を察知した。農舎の周囲には焼却されたと思われる残骸が積まれ、焦げ跡とわずかな煙の臭いが残っていた。イ・ファヨン氏が熊手で地面を掘り返すと、不法焼却の痕跡が明らかになった。
農場主は当初「燃やしていない」と否定したが、状況が明らかになると「山から離れていて案内を聞けなかった」と誤りを認めた。
同じ山でも外縁地域や高齢者は山火事予防の規則を十分に把握していない場合があり、巡回で警戒心を高めることが山火事監視員の重要な役割だとイ氏は強調した。
この日午前の勤務1時間30分で、イ氏は休むことなく約7〜8㎞を歩いて山を見回した。
一方、今年の大田地域の山火事発生件数は175件で、昨年同時期より7件以上増えていることが分かった。