【絶体絶命】白領島の医療崩壊と住民の悲鳴

キョンギイルボ | 2026.03.17

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「病院に行くには3日間の休みを取らなければならない。愛国者というより罪人のようだ」と住民は言う。


仁川の最北端に位置する島々、西海5島(서해5도)の住民らが、生計や医療、交通など基本的な生活インフラの改善を求めて声を上げた。


共に民主党のパク・チャンデ国会議員(延寿甲選挙区)は17日、仁川・甕津郡の白翎農協北浦支所で「白翎 高齢者会長団および団員懇談会」を開き、地域の懸案を聴いた。住民たちは公的備蓄米の買い入れ量、過剰な物流費、生活支援金の支給基準、船便の時刻、医療環境、住民の休息スペースの不足など、定住環境全般の問題を次々と挙げた。


住民らはまず、農業の高齢化と買い入れ問題を最大の喫緊の課題に挙げた。ある農協の組合長は「白翎島の農村高齢化率は72.3%に達している」と指摘し、「農民が買い取りを心配せずに農作業に専念できるよう、公的備蓄米の買い入れ量を保証すべきだ」と訴えた。さらに「西海5島で生産された稲を全量買い取れるよう、特別法に明記してほしい」と強調した。


定住にかかる費用負担への不満も出た。15か月前に仁川・延寿区から白翎島へ移住したという住民は、「白翎島に住むこと自体を愛国行為だと言われるが、実際に暮らしてみると罪人のように感じる」と語った。「レミコン1立方メートルの内陸価格が9万~10万ウォン(約2万239円)程度なのに、ここでは20万ウォン(約2万1,304円)を超え、資材や内装費も格段に高い」と述べ、続けて「軍や市、国家の支援がなければまともな建物を一つ建てることも難しい。島民が実際に負担している物流費を政策的に軽減する方法を考えてほしい」と求めた。


住民たちは観光客誘致に偏るのではなく、実際に暮らす住民の生活の質を高める対策が必要だと強調した。白翎島に10年住むという住民は「観光客のための事業ばかりで、住民が海辺に行っても座って休める場所すらない」と述べた。「病院に診療を受けに陸へ出ると、基本的に3日間は会社を休まなければならない。仁川からの船の時間が早すぎて、診療を受けてその日のうちに戻るのは困難だ」と訴えた。


医療人材の不足も問題視された。ある住民は「かつてこの島の常住人口は1万人を超えていたが、現在は5千人前後に減っている」と指摘し、「人口消滅の問題が深刻であり、何より良質な医療の確保が必要だ」と語った。遠隔診療や緊急搬送体制、地域医師の育成などで補完すべきだという声が強まっている。


このほか、生活支援金の拡充、西海5島の別個の行政体制の構築、白翎空港の推進に伴う基盤施設の整備など、多様な要望が出された。


これに対しパク議員は「簡単に結論を出せる問題ではないが、住民の声を十分に聞き、公論化して解決策を探す」と述べ、「西海5島支援特別法の改正とともに、国会レベルでの支援も強化する」と語った。