カン・テウン、帰国リサイタルで魅了

M.J. | 2026.05.02

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ソプラノのカン・テウン。写真提供:文化ポータル。
ソプラノのカン・テウン。写真提供:文化ポータル。

カン・テウンは、5月6日にソウルのクムホアートホール延世でホームカミング・リサイタルを行い、ジョージ・フリードリヒ・ヘンデル、リヒャルト・シュトラウス、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ、エイミー・ビーチ、ジョージ・ガーシュウィン、ウィリアム・ボルコムの作品を披露する。

カンは梨花女子大学とジョンズ・ホプキンズ大学ピーボディ音楽院を卒業し、米国と韓国での舞台経験と学術的な訓練を融合させながらレパートリーを築いてきた。

オペラでは『ジャンニ・スキッキ』のロレッタや『ホフマン物語』のアントニアを務め、『ヘンゼルとグレーテル』や『ファウスト』、『ドン・パスクァーレ』、『ドン・ジョヴァンニ』にも出演している。公演はメリーランド州やワシントンD.C.のコンサートホール、さらにイタリアやシカゴのサマー・オペラ・プログラムにも広がっている。

リサイタル「Spectrum」はヘンデルの『Joshua』から“O had I Jubal's lyre”と『Rinaldo』から“Lascia ch'io pianga”で幕を開け、バロック的なフレージングと抑制の効いた表現を提示する。

続いてシュトラウスの『Mädchenblumen』や『Das Rosenband』『Morgen!』を取り上げ、ドイツ・リートの伝統に根ざした音色の微妙なニュアンスと詩的な抒情性を強調する。

第1部の締めくくりはベッリーニの『I Capuleti e i Montecchi』から「Eccomi in lieta vesta… Oh! quante volte」で、ベルカントの流麗なラインと持続するフレージングを見せる。

第2部はアメリカン・レパートリーに軸足を移し、ビーチのThree Browning Songs、ガーシュウィンの“The Man I Love”、ボルコムのCabaret Songsからの選曲を披露する。これらはリズムの柔軟性や演劇的な性格を導入し、プログラムの様式的幅を広げる。

ピアニストのキム・ガラムとダブルベーシストのイ・シヒョンが共演し、様式や言語、声の色彩の対比を軸に据えた構成を支える。

報告:ニュース文化 M.J._mj94070777@nc.press