
現代自動車・起亜とサムスン電子の協業により、車内から家庭用家電を操作する時代が幕を開ける。単なる遠隔操作を超え、モビリティと住居の境界を取り払う試みと解される。
現代自動車・起亜はサムスン電子と手を組み、23日に「カートゥホーム(Car-to-Home)」サービスを発表した。これは車載インフォテインメントシステムを通じて家庭内の家電製品を遠隔で制御する技術で、サムスンのスマートホームプラットフォーム「スマートシングス」と車両を連携させ、車からエアコン、空気清浄機、ロボット掃除機などを管理する。以前には現代自動車・起亜とサムスン電子が自宅から車両機能を操作する「ホームトゥカー(Home-to-Car)」を打ち出しており、今回はその逆方向の機能が可能になったと解釈できる。
今回のサービスには「スマートルーチン」機能を導入した。車両の位置情報を基に、あらかじめ設定した外出モードや帰宅モードを自動で実行する。外出時には家電の電源を自動でオフにしたり、ロボット掃除機を起動したりする。帰宅時にはエアコンや空気清浄機をオンにして、運転者の移動状況に応じて室内環境を最適化する。
次世代インフォテインメントシステムであるccNCを搭載した車両に限り、無線ソフトウェアアップデートを通じて利用可能になる。アップデート対象モデルは車両ソフトウェアアップデートのホームページで確認できる。
現代自動車・起亜は今回のサービスをソフトウェア中心車両(SDV)戦略強化の一環と位置付けている。関係者は「カートゥホーム、ホームトゥカーは単なる遠隔制御機能を超え、車と家が一つのエコシステムでつながる第一歩だ」と述べ、「モビリティをスマートホームのハブに拡張し、今後さらに多くの機器を接続して顧客の生活を豊かにするサービスを継続的に提供していく」と語った。
朴正源インターン記者 jason201477@hankyung.com