【EPNエンピナウ 서혜빈 記者】 JTBC土日ドラマ『モジャムサ』のOSTは、ドラマの感情の幅を広げ、リスナーの共感を呼んでいる。
JTBC土日ドラマ『みんなが自分の無価値さと戦っている』は、他者との比較に苦しむ人々が平穏を求める過程を追うヒューマンドラマだ。
この作品のOSTは単なるBGMを超え、リスナーの情緒的共感を引き出す感情コンテンツとして注目されている。監督はチャ・ヨンフン、脚本はパク・ヘヨン。制作はスタジオ・フェニックス、SLL、スタジオ・フローが担当する。
キム・ミンソク、チェ・サンヨプ、テヨンらのボーカルは、感情を黙って耐える『モジャムサ』OST特有のムードと溶け合い、リスナーの強い共感を生んでいる。
ドラマが照らす「無価値さ」と「自己疑念」という個人の感情は、OSTを通じて時代の共感層へと広がっている。個性の異なるボーカルが適材適所で配され、回復へ向かうメッセージを説得力を持って伝えている。
最初に登場するキム・ミンソクの「僕がいるよ」は、抑制されたボーカルで淡々とした慰めを届ける楽曲だ。キム・ミンソクの落ち着いた発声と温かい音色は、劇中で他者との比較に萎縮した主人公のそばにそっと寄り添うような感触を与える。
大げさな克服の物語ではなく、同じ歩幅で歩くことを誓う歌詞は、キム・ミンソクの叙情的な解釈と相まって視聴者に安心感を与えている。
二番目のトラックはバンドLUCYのボーカル、チェ・サンヨプによる「starlight」。無価値感に立ち向かう決然とした決意をダイナミックに表現した楽曲だ。ロック特有の荒々しいバンドサウンドにチェ・サンヨプの声量とエネルギーが加わり、世間の冷たい視線に揺るがず自らの価値を証明しようとする物語を代弁する。
この曲は、厳しい現実を耐える人々に直感的なエネルギーと感情を伝え、物語の緊張感を高めている。
三番目の参加者、テヨンの「かけら」は、散らばった感情を一つ一つすくい上げる繊細な慰めを完成させる楽曲だ。音楽監督カイミ、プロデューサーKLOZER、ソンディアが作ったトラックにテヨンの声が重なる。
テヨンの訴求力のある厚みのあるボーカルは、劇中人物の不安や欠乏を慎重に包み込み、作品に深い余韻を残している。
他者との比較の中で自分を見失っていく人々の内面を抉るOSTの構成も話題だ。リスナーはSNSやオンラインコミュニティで劇中の台詞を引用し、「何も言わなければ存在しないように感じるのに、どうしてじっとしていられるんだ」といった共感を示している。
また「モジャムサのOST、本当にいい」「単なるOSTではなく、自分の感情を代わりに読み取ってくれるようだ」といった反応も続いている。
現実への共感と回復を軸にした『モジャムサ』の残るOSTにも視聴者の関心が集まっている。
JTBC土日ドラマ『みんなが自分の無価値さと戦っている』は毎週、家庭の画面に慰めと回復のエネルギーを届けている。
写真提供 = スタジオ・フェニックス、SLL、スタジオ・フロー