SNSで話題沸騰!上海バターモチの魅力とは?

チョン・ホジン 기자 | 2026.03.11

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最近、SNSを開くと必ず目にする名前がある。上海バター餅だ。二か月前までは皆がドゥチョンク、ドゥチョンクと騒いでいた印象だったが、いつの間にかフィードはバターの香りが漂う四角い餅で埋め尽くされている。

外側はカヌレのように軽くパリッとしており、中は伸びるようなもちもち感がある。その断面と食感を映したリールやショート動画が画面を埋め、「そんなにおいしいのか?」という好奇心を刺激した。今回はこの上海バター餅がどんなデザートなのか、なぜ短期間でMZ世代の支持を得たのかを順を追って検証する。

上海バター餅はいったい何がそんなに話題なのか

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上海バター餅の原型は、中国・上海で食べられていたデザート、黄油年糕(ファンヨウニエンガオ)とされる。中国式の新年用の年糕にバターをたっぷり加えてオーブンで焼いた菓子で、ひと口サイズの中に「外はカリッ、中はもちっ」という食感を凝縮しているのが特徴だ。

韓国に入ってきた上海バター餅はそのコンセプトを踏襲しつつ、カヌレ型やマドレーヌ型で焼き上げることでビジュアルの完成度を高め、カフェ向けのデザートとして再構築された。表面はバターがこんがり焼き色を帯びてややキャラメリゼされた香ばしさがあり、内部は餅のように粘りがあって「カヌレともちドーナツが合わさった感じ」と評されるほどである。

二か月で消えたドゥチョンク現象

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上海バター餅ブームの背景には、厚みがありもちもちした食感をすでに経験しているMZ世代の嗜好がある。ドゥチョンクで「厚いクッキー+もちもち食感」に慣れた層に対して、似た系統ながら甘さはやや抑え、バターの香ばしさを前面に出した新しい選択肢が現れた格好だ。そこにショートフォーム動画のアルゴリズムが追い打ちをかけた。

型に生地を流し、周囲にバターを敷いて焼き、半分に割ったときに伸びる断面や「外はパリッ、中はもちっ」という音を収めた映像は短尺動画フォーマットと相性がよく、家庭で作るレシピ動画が爆発的に増え、カフェの新メニューも相次いで登場した。

実際、バター餅に関する検索は数日のうちに何倍にも跳ね上がり、一部店舗では一日に数百〜千個以上を焼いてもオープンの列が品切れを生んでいる。

自営業者はなぜ導入にためらうのか?

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興味深いのは、上海バター餅の熱狂を眺めるカフェ経営者たちの視線だ。ドゥチョンクの時は原材料を大量に仕入れたものの、流行が急速に冷めて在庫を抱えた経験があるためだ。

材料単価の高いバターを大量に買い付けることには、今回のブームも「超短期の一過性」で終わるのではないかという不安が伴う。実際、最近のデザートトレンドは6か月にも満たない短い周期で移り変わり、SNSでの話題性がすぐに売上につながることもあれば、あっという間に消費されなくなることもあるという二面性を見せている。

それでも消費者の立場から見れば、上海バター餅は一度体験する価値のある面白いデザートだ。濃厚なバターの香り、もちもちした餅の食感、手のひらに収まるサイズ感のおかげで、「今日は少し甘いものが食べたい」という日の選択肢が一つ増える。ただし流行に振り回されるのではなく、自分が好む上海バター餅の店を一、二軒選んでじっくり楽しむことで、この熱いデザートトレンドも自分のペースで消費できるだろう。