江原道ヨンウォル郡が단종文化祭の期間に披露した「단종の美食祭」は、全国規模の参加を得て終了し、地域を代表する美食コンテンツとして定着している。28日、ヨンウォル郡とヨンウォル文化観光財団文化都市センターによると、第59回단종文化祭の期間にあたる24日から26日まで、主会場の特設ステージで「第2回 단종の美食祭」が開催された。
今回の催しは「단종の隠れた味を掘り起こす」をテーマに、ヨンウォルのローカル食材と단종の歴史的叙事を結び付けた体験型の美食プログラムで構成された。
初日には映画・ドラマのフードチームで活動する料理監督イ・ヘウォンが参加するトークショーが行われ、단종の流刑期の食卓を再現した展示やフォトゾーンが設けられて来場者の関心を集めた。
核心プログラムである全国料理競演大会は高い競争率を記録した。
総賞金1050万ウォン規模で行われた今回の大会には、37日間の募集期間中に全国から184チームが応募し、本選には20チームが進出して「ヨンウォルの味で差し出す温かな慰めの一皿」をテーマに競った。
大賞は全羅北道南原の장명하・김민재チームが出品した「영월 참다슬기 물계국수&어수리 채소튀김」が獲得した。
金賞は「다슬기묵수수쌈」と「영월 한 입 브レ드」が受賞し、14歳の김나현は「단종 매화 옥수수떡」で銀賞を受けた。
観光客参加型プログラムも好評を博した。
美食体験プログラムにはソウル、イチョン、ヨンウォルなどから約80人が参加し、어수리の漬け物や동강올갱이スープ作りを体験した。「여인시장터 in 영월」では朝鮮時代の衣装を着た出店者が地域の食べ物や工芸品を販売し、異色の見どころを提供した。
今回の美食祭は都市間交流プログラムにも拡張された。
속초文化観光財団は料理のカラーリング体験と물회の振る舞いを行い、ヨンウォルブースでは엄흥도の精神を込めたカリグラフィー体験が実施され、祭りの意義を深めた。
ヨンウォル文化観光財団の関係者は「단종の叙事と地域食材を結び付けた美食コンテンツが観光資源としての可能性を確認する契機になった。今後はヨンウォルを代表する美食ブランドへと育てていく」と述べた。