金浦市高村邑の新曲水中防から一山大橋までの漢江沿いの鉄柵が撤去される。
5日、市によれば、陸軍第2291部隊と新曲水中防から一山大橋南端までの漢江沿い境界鉄柵撤去区間について修正合意書を締結した。昨年10月の白馬島(金浦大橋)開放と鉄柵撤去の合意に続き、今回さらに撤去範囲を拡大した形だ。
これにより白馬島(金浦大橋)から一山大橋までの鉄柵を撤去できるようになった。
軍との今回の合意で、漢江沿いの高水敷が長年封鎖されていた金浦は、漢江沿いを活用して後背都市として本格的に進出するための基盤を整えたと評価されている。
今回の合意の特徴は、2008年の初回合意以来、20年以上にわたり解消されなかった懸案がようやく解消された点にある。
対象区間は大規模な住宅団地に接しており、住民の利用需要が高い。漢江沿いの開発事業とも直結しているため、今後の水辺空間活用をけん引する重要な軸になると見られている。
市は軍と協力し、警戒作戦の条件を保障しながら、住民が安全に漢江を利用できる現地環境を段階的に整備し、来年上半期の開放を目指す。
1972年に設置された漢江の鉄柵は、54年にわたり首都圏の防衛施設として機能してきたが、同時に漢江へのアクセスを遮る物理的な壁でもあった。
当該区間の撤去は2008年の初回合意後に進められたが、市が導入した警戒装備が軍の求める性能を満たさず作業は中断した。その後、関連訴訟が長期化し、実質的な進展は難しくなっていた。
その後、軍側が作戦環境の変化と警戒装備の性能向上を踏まえて新たな境界作戦体系の適用案を検討。既存装備を代替できる現実的で強化された代案が示され、作戦性の検討が完了したことで、今回の修正合意書締結に至った。
市関係者は「54年間閉ざされていた漢江の堤を一刻も早く住民の日常に取り戻すために全力を尽くす」と述べた。