【アンカー】
最近、中国の港を出航したイラン船にミサイル用の原料が積まれていた可能性が指摘されている。
中国は中東特使を派遣し、仲裁外交にも乗り出しているが、イラン向け物資をめぐる疑惑と仲裁行動が同時進行しているため、中国の中東戦略に注目が集まる状況だ。
チョ・ソンフム記者だ。
【記者】
中国南東部、珠海の高欄港から出航したイラン船が2隻確認された。
米紙ワシントン・ポストは、両船に弾道ミサイルの推進体原料とされる過塩素酸ナトリウムが積まれていた可能性があると、専門家の見解を引用して報じている。
高欄港にはミサイルの固体燃料製造に使われる化学物質を保管する施設があり、目的地はイラン海軍の拠点であるチャバハール港とバンダルアッバース港とみられている。
米国とイスラエルによる空爆でイランのミサイル施設が被害を受けた状況で、推進体原料を確保する必要性が高まったと分析されている。
一部の専門家は、中国が化学物質や電子部品といった二重用途品目を通じ、イランの軍事力を間接的に支援している可能性を指摘する。
「ミラ・シャンカール / 前駐米インド大使」(インドニュース18)「中国は武器を直接供給するよりも、二重用途の能力や部品、技術を提供する傾向がある。」
中国はイラン制裁が始まって以降、約20年間、軍事的支援を事実上中断してきたとされる。
ただし、ミサイルやドローンの部品、レーダーや電子システムなど、武器生産能力を補完する支援を行ってきたとの分析もある。
「タム・クーパー / 軍事分析家」(インドニュース18)「イランと中国の協力は簡単に否定できない形で組織されている。」
こうした状況の中で、中国は特使をサウジアラビアに派遣した。
中東の緊張緩和と仲裁の役割を果たす狙いだが、イラン向け物資の疑惑と仲裁外交が同時に進むことで、その意図が注目されている。
ただし、トランプ大統領の訪中やイランの権力継承といった変数が重なり、中国が実際に仲裁で具体的成果を上げられるかは不確実だとの見方がある。
聯合ニュースTVのチョ・ソンフムだ。
【映像編集 ユン・ヘナム】
【ニュースレビュー】
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チョ・ソンフム(makehmm@yna.co.kr)