" />HMMは、米国・イスラエルとイランの間の衝突で地政学的緊張が続く中、中東航路の新規予約を一時停止した。
HMMは11日、中東での戦闘やホルムズ海峡の封鎖によって船舶運航のリスクが拡大しているとして、中東地域への新規予約を一時中断し、航路の迂回措置を実施すると発表した。
同社は荷主向けの通知で、中東地域では船舶や乗組員、貨物の安全が確保できないため現時点で新規予約を受け付けないと伝えた。
また、既に中東地域へ輸送中の貨物については従来の航路ではなく、安全な代替港へ迂回させる。迂回に伴う追加費用としてコンテナ1個当たり1000ドル(約15万7,640円)が課され、対象は現在インド〜中東航路を運航するコンテナ船3隻に限定されるという。
現在、MSCやマースク、CMA-CGMなどのグローバル上位10社は3月初めから既に中東航路の運航を停止しており、リスクの高まりを受けて追加費用として2000〜3000ドル(約円)が徴収されている。HMMはプレミアアライアンスの会員として共同対応に参加しており、こうした各社の動向を踏まえて今回の判断を下した。
HMMの関係者は、中東地域の危険度は高いものの、顧客の不便を最小限に抑えるためサービス再開に向けて積極的に取り組むと述べた。中東以外の地域は通常どおり運航しているという。