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2日、宇宙庁によると、アメリカ航空宇宙局(NASA・ナサ)の有人月探査発射体『アルテミス2号』に搭載されたK-ラドキューブの正常動作が確認された。この日、韓国時間午前7時24分(現地時間1日午後6時24分)にフロリダのケネディ宇宙センターで『アルテミス2号』が打ち上げられ、衛星は同日午後12時58分、約4万㎞の高軌道で射出された。
宇宙庁と韓国天文研究院は、キューブ衛星および地球高軌道任務の特性上、初期の姿勢安定化段階で通信環境が一時的に不安定になることを想定し、今後2日間、集中的に管制を続ける計画だ。
韓国天文研究院が開発と任務を総括し、NARASPACE(나라스페이스)やサムスン電子、SKハイニックスなどが製作・設計に参加したK-ラドキューブは、バンアレン帯の宇宙放射線を高度別に測定する。地球周辺の放射線領域であるバンアレン帯は、宇宙飛行士が地球を離れる際に強い被曝を受けるおそれのある領域だ。今回の観測データは、今後、地球から月までの移動区間における宇宙放射線が飛行士に与える影響を分析するために活用される予定である。
さらにK-ラドキューブには次世代マルチチップモジュール(MCM)とメモリ半導体チップが搭載された。これらの部品を通じて、宇宙放射線環境下での半導体の耐久性と性能を評価する計画だ。
これにより、韓国は宇宙環境が人体に与える影響を分析する基盤を整えた。米国や中国など宇宙開発を主導する国々は、月や火星への有人探査を進める中で長期的観点から有人飛行能力を求めている。韓国もまた、将来的に火星有人探査に参加できる技術・システムの確保を中長期目標に掲げている。
専門家らは、K-ラドキューブが国内の宇宙技術が有人探査時代に入ったことを示す重要な節目だと解釈している。文洪圭・韓国天文研究院宇宙科学探査本部責任研究員は、宇宙放射線が有人探査の大きな障害であると指摘し、K-ラドキューブは韓国がNASAの科学探査任務を超え、有人探査時代に適した技術基準と安全基準の確立に実質的に寄与する段階に入ったことを象徴すると説明した。
