文化は権利だ!障害者の声を響かせよう

変性元 기자 | 2026.04.20

ソ・ソンシク ㈔国際障害者文化交流仁川市協会長
▲ ソ・ソンシク ㈔国際障害者文化交流仁川市協会長。 /변성원 기자 bsw906@incheonilbo.com

「文化は誰にでも保障されるべき権利だ。加えて、障害のある人も文化芸術をつくる主体の一つである。」

4月20日の「障害者の日」を機に、障害のある人たちが文化芸術の主体として才能と可能性を存分に発揮できる舞台を整える人物に会った。

ソ・ソンシク(66・写真)、㈔国際障害者文化交流仁川市協会長は2級の肢体障害を抱える当事者だ。支援を受ける側にとどまらず、障害者の文化芸術教育と意識改革に率先して取り組む道を選んだ。

同協会は2023年に、障害者と非障害者が文化芸術で交流し、社会的認識の改善を目指して設立された。主要事業は障害者向けの合唱教育で、「サンドルバラム合唱団」を結成し、音楽を通じて自信を取り戻し、社会とつながる機会を提供している。

障害のあるアーティストたちが舞台で実力を発揮する仁川障害者合唱大会を開催し、各種公演やキャンペーンも展開することで、障害への偏見を減らし、誰もが共にする社会の雰囲気づくりにも力を注いでいる。

ソ協会長が最初から障害者の文化活動に関心を持っていたわけではない。優れた才能を持ちながら舞台に立つ機会すら得られない障害者と出会ったとき、その無念さが長く心に残ったという。

長年の障害者ボランティア活動を通じて、基礎的な福祉支援は行われている一方で、文化芸術の機会は限られていることに気づいた。そこで、障害者を文化の消費者ではなく主体として参加させる環境を整えようと決意した。

ソ協会長にとって文化は単なる趣味を超えるものだ。障害のある人の生活の質や自尊心を高め、社会とつながる重要な通路である。だからこそ、文化は必ず保障されるべき権利だと主張する。

教育現場での変化は明白だ。最初は人前に立つことすら難しかった参加者が、合唱を通じて徐々に声を出し、団員同士の交流を続ける中で性格も明るくなっていく。

舞台が一人の人生を変えた日を今も鮮明に覚えている。舞台で歌い終え、観客の拍手に涙を流しながら「これで私もできる」とつぶやいた一言から、文化芸術の力を改めて実感した。

㈔国際障害者文化交流仁川市協会が運営する『サンドルバラム合唱団』の写真 /写真提供=㈔国際障害者文化交流仁川市協会
▲ ㈔国際障害者文化交流仁川市協会が運営する「サンドルバラム合唱団」。 /写真提供=㈔国際障害者文化交流仁川市協会

ソ協会長は、障害者の文化享受機会は拡大しているものの、直接参加できる環境は依然として不足していると診断する。根本的には、障害者を文化芸術をともに創る対等な主体として認める社会的な意識転換が必要だと強調する。

障害者が継続的に成長できる持続可能な文化芸術教育体系の構築、障害類型ごとの対応ができる教育や公演演出を担う専門人材の確保が課題だ。地域の祭りや公演、放送など多様な領域で障害アーティストの参加機会を広げる必要がある。

障害者の日を迎え、我々は「共に生きる社会」の意味を改めて考えるべきだ。単なる配慮を超え、社会がどのような環境を整え、どんな機会を開くかによって障害者の生活は変わり得る。

障害者が堂々と社会の構成員として参加できる環境をつくるべきだ。文化はその変化を生む最も強力な力を持っている。心を開き互いを理解し、偏見を打ち破る役割を果たす。

文化は障害者にとって自己表現の窓であり、世の中とつながる橋だ。障害者が文化の主体として参加し、誰もが共に楽しみ共感できる社会の実現に努める。

/ビョン・ソンウォン 記者 bsw906@incheonilbo.com