安世英、王子怡を圧倒!中国も驚愕の勝利

チョ・ヨンウン 기자 | 2026.05.06

Translation result▲ ▲ アン・セヨンは王子維に対し対戦成績を20勝5敗とした。中国でも「公安証」という表現が出るほど、彼女の長年にわたる圧倒的優位が改めて証明された。アン・セヨンはグループリーグから決勝まで全試合で第1試合を務め、6戦全勝を飾った。ⓒ大韓バドミントン協会

【スポーツビズ=조용운 기자】 バドミントンコートを支配する絶対的王者、アン・セヨン(24、サムスン生命)が示した圧倒的なパフォーマンスの前で、万里の長城も屈した。

5月3日に行われた2026年世界女子バドミントン団体選手権大会(ウーバー杯)女子団体決勝で、中国の強敵・王子維を相手に見せた完勝は、単なる勝利の範疇を超えた。中国の国営メディアCCTVはアン・セヨンを絶賛し、自国選手の敗北を「聖なる学び」と評するほどの強烈な一戦になったと伝えた。

この日、アン・セヨンは世界ランキング1位にふさわしい存在感をそのまま示した。最も迫るライバル、2位の王子維に対してセットスコア2-0(21-10、21-13)で完勝した。

試合を通して主導権を握り、相手を圧倒した。中継を務めたCCTVの解説陣は動きの一つ一つに感嘆の声を上げ、試合後の分析でも賛辞が続いた。CCTVは王子維の敗北について、アン・セヨンのような頂点の選手と対峙する経験そのものが金銭では買えない資産だと指摘し、結果よりも過程の価値を強調した。

中国側の評価は具体的でありながら異例だった。解説陣はアン・セヨンの競技力を「現代バドミントンの新たな基準」と断じ、王子維の立場からすればアン・セヨンとラリーを交わすだけで既に高い境地に達していると評した。

▲ ▲ アン・セヨンは王子維に対し対戦成績を20勝5敗とした。中国でも「公安証」という表現が出るほど、彼女の長年にわたる圧倒的優位が改めて証明された。アン・セヨンはグループリーグから決勝まで全試合で第1試合を務め、6戦全勝を飾った。ⓒ大韓バドミントン協会

さらに「このレベルの競争を通じて差を確認すること自体が中国バドミントンにとって意味ある過程だ」とし、敗北を単なる敗北以上の“祝福”として受け止めるべきだという見方まで示した。

対戦成績の差も一層広がった。アン・セヨンは今回の勝利で王子維との対戦を20勝5敗とし、明確な相性の優位を確立した。特にここ2シーズンの13試合で12勝を挙げるなど、一方的な流れが続いている。

CCTVは王子維の技術や闘志は決して劣らなかったと認めつつ、高強度の局面での集中力や持久力の面でアン・セヨンの伝説的なレベルに及ばなかったと分析し、この差を正確に認識することが成長の出発点だと指摘した。

何より今回の優勝は記録としての重みも残した。アン・セヨンは24歳にしてオリンピック、世界選手権、アジア大会、アジア選手権、全英オープンの5大メジャーを制し、グランドスラムを達成した。その後、団体戦でも力を発揮してウーバー杯のトロフィーまで掲げたことで、史上最高との評価が相次いだ。

CCTVもこの点を強調し、今年のアン・セヨンはリン・ダンやリー・チョンウェイといった伝説的選手の全盛期勝率を上回る94.8%という驚異的な数字を記録しており、今、再現の難しい伝説の誕生を目撃していると絶賛した。

▲ ▲ アン・セヨンは王子維に対し対戦成績を20勝5敗とした。中国でも「公安証」という表現が出るほど、彼女の長年にわたる圧倒的優位が改めて証明された。アン・セヨンはグループリーグから決勝まで全試合で第1試合を務め、6戦全勝を飾った。ⓒ聯合ニュース / EPA

自国選手に敗れた相手にここまで低姿勢で敬意を示す中国メディアの姿は異例だ。CCTVの解説陣は王子維に対し、今回の0-2は終わりではなく偉大な飛躍の始まりであるべきだと繰り返し強調し、アン・セヨンが示した基準を目標に再挑戦すべきだと語った。

アン・セヨンが描く成功の軌跡はもはや国境を越え、ライバル国の称賛まで引き出す圧倒的な領域に到達した。