

【スポーツビズ=シン・ウォンチョル 記者】LG、いやKTのキム・ヒョンスがLGのダグアウトを訪れた。試合終了後、バットを肩に担いだまま現れたが、けんかを仕掛けに来たわけではない。昨年までともにプレーした旧友たちと久しぶりに近況を交換して笑顔を見せ、その後は特打のためバッティングケージへ向かった。
キム・ヒョンスは16日、水原のKTウィズパークで行われたLGツインズ戦に2番・一塁で出場し、3打数無安打だった。すべての打席でインプレーの打球を放ったが安打にはならず、4回には右翼方向へ大きなフライを飛ばしたものの、イ・ジェウォンがフェンス際で捕球した。KTは3-5でLGに敗れ、オープン戦は5試合2分3敗で、いまだ白星がついていない。
「オープン戦でも負けるよりは勝ったほうがいい」と早く1勝を挙げたいと語っていたイ・ガンチョル監督の願いはかなわなかった。直近3試合で安打を放っていたキム・ヒョンスもこの日は無安打に終わり、どこか物足りなさが残る様子だった。試合後はホ・ギョンミンやチャン・ジンヒョクらとともに特打に参加した。

ベテランのキム・ヒョンスが試合後に屋外で打撃練習を行うのは明らかに珍しい。彼がバットを手に遠征チーム側のダグアウトまで来てLGの選手たちと話している時点では、特打をするつもりだとは思われなかった。
旧友とくつろいでいるように見えた。先に引き上げようとしていたオースティン・ディーンとアンダース・トールハーストがキム・ヒョンスを見つけて会話が始まり、続けてオ・ジファンとホン・チャンギが笑顔で近づいた。
しかしまもなくLGの選手が全員引き上げると、キム・ヒョンスは打席へ歩み、バットを振り始めた。後輩たちも一人また一人と集まり、特打に加わった。
キム・ヒョンスの無安打が、もしかしてLGとの再会によるものか。イ・ガンチョル監督はそうは考えていないようだ。監督は試合前に「沖縄での初戦の相手はLGだった。あの時は3本か2本打ったようだが(実際は3打数2安打)。まあシーズンになってみないと分からない。とはいえ、よく打つ選手だ」と笑っていた。