涙の初披露!Kiepi、デビュー曲で心のメッセージを明かす

キム・ダニエル | 2026.04.02

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SMエンターテインメントの日本法人 SM ENTERTAINMENT JAPAN(以下 SMジャパン)と完全子会社のスタジオ リアライヴ(STUDIO REALIVE)が共同で企画したバーチャルアーティスト、Kiepi(キエピ)が4月1日にデビュー曲「Rocket Science」を各音楽配信プラットフォームでリリースし、ミュージックビデオを公開した。

Kiepiは柚木セラ(柚木セラ, CERA)と雨音レナ(雨音レナ, RENA)の2人からなるバーチャルユニットだ。両者は2025年8月にSMジャパンとスタジオ リアライヴが発表したバーチャルアーティストのトレイニー出身で、YouTubeチャンネル「V-TRAINEE's DIARY」を通じて練習生時代の活動過程を公開してきた。今年1月30日に同チャンネルで配信された「Dream Equation Episode:03」において、Kiepiとしてのデビューが発表された。該当エピソードでは、それぞれソロデビューを準備していた二人が互いの魅力に惹かれてチーム結成を決意し、所属事務所の関係者に直接プレゼンテーションを行う過程が描かれている。グループ名のKiepiには、物語(episode)の鍵(Key)となる存在という意味が込められており、対照的な魅力を持つ二人が共鳴しながら共に成長する姿を表現している。

デビューに先立ち、今年2月にはビジュアルデザインを日本の人気イラストレーター森倉円(森倉円)が担当したことが明らかになり話題を呼んだ。森倉円はバーチャルYouTuberキズナアイのキャラクターデザインで広く知られる。同月3日にはCERAのソロ曲「BLINK」とRENAのソロ曲「FREAKY」が先行公開された。BLINKはドリーミーな雰囲気のコンテンポラリーR&B系ポップ、FREAKYはメタリックなシンセとタイトなドラムが特徴のヒップホップ・ダンスポップで、両曲はKiepiの物語における episode:0 に位置づけられるプリリリース曲だ。

デビュー曲「Rocket Science」は、Kiepiという物語を開く“始まりの鍵”となる曲で、レトロな空気感と未来的な印象が交錯するフューチャリスティックなエレクトロニックナンバーだ。タイトルのRocket Scienceは英語圏で「難しいこと」を意味する慣用表現であり、歌詞の「It's not Rocket Science. We're 1+1.」には「二人が一緒ならどんな困難も乗り越えられる」というメッセージが込められている。作詞はKana Koizumi、作曲はOLLIPOPとHannah Robinson、編曲はOLLIPOPが担当した。ミュージックビデオ制作はFLIPEVIL、CGIアニメーション制作はALFRED IMAGEWORKS、振付はTEAM SAMEが手掛けた。

CERAは、Kiepiとしての最初の一曲であることについて「初めて聴いたときから胸が高鳴り、緊張があふれていた。うまくできるか、皆に愛される曲になるか不安も多かったが、互いに勇気と力を与え合って完成させた曲だ。Kiepiの始まりとなるこの一曲をたくさん愛してもらえれば嬉しい」と述べた。RENAは「初めて聴いた瞬間、私たちにこんな素敵な曲が!? と興奮が止まらなかった。二人の声が重なった瞬間、これだと確信し、二人で踊った瞬間にも確信した。二人だからこそ実現した曲で、私たちがずっと憧れてきた姿そのものだと感じた。本当に大切で、もう一人のメンバーのような曲なので、多くの人に楽しんでもらえれば嬉しい」と語った。

4月3日にはデビュー記念スペシャルライブ「Kiepi On Air : DEBUT LIVE」が予定されている。Kiepiの公式アカウントはX、YouTube、Instagram、TikTokすべて @kiepi_official だ。

K-POP産業のグローバルな拡張を牽引してきたSMエンターテインメントが、日本法人と子会社スタジオ リアライヴを通じてバーチャルアーティスト市場へ本格参入したことは注目に値する。スタジオ リアライヴは2022年7月に「スタジオ荒野」として設立されて以来、エスパのVRコンサートやEXOカイのVRコンサートなど、SM所属アーティストの仮想現実コンテンツ制作を担ってきた。今回のKiepiプロジェクトを通じてオリジナルのバーチャルアーティストIP事業に領域を拡大した点は、既存のK-POPアイドル産業が蓄積してきた体系的な育成システムとコンテンツ企画力をバーチャルエンターテインメントに融合させた好例であり、練習生過程の公開からソロ曲の先行公開、ユニットデビューへと至る段階的なローンチ戦略はK-POP特有のプロモーション手法を忠実に踏襲している。